Helix Core P4コマンドリファレンスの新機能
このセクションでは、このリファレンス内のトピックへのリンクについて簡単に紹介します。 このリリースの新機能の詳細なリストについては、「 リリースノート 」を参照してください。
2020.1リリース
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ストレージのアップグレードプロセスが以下のように改善されました。
- p4 monitorコマンドを使用して、ストレージのアップグレードプロセスを表示できるようになりました。
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ストレージのアップグレードプロセスで、新しい構成可能変数を使用できるようになりました。この変数により、ストレージのアップグレード時に実行されるダイジェストの生成処理を抑止することができます。 詳細については、「lbr.storage.skipkeyed」を参照してください。
- 以下の方法で、サーバの応答性をモニタリングできるようになりました。
- TLS 1.3がサポートされるようになりました。ただし、デフォルト設定はTLS 1.2のままです。 詳細については、「ssl.tls.version.max」を参照してください。
- p4 protectsコマンドが、以下のように改善されました。
- ストリーム仕様を保護するための新しいアクセスレベルが追加されました。 詳細については、p4 protectトピックの
readstreamspec
、openstreamspec
、writestreamspec
を参照してください。 - 新しいオプションとして
-H
が追加されました。これは、現在のクライアントのホスト(IPアドレス)に適用される保護設定を表示するためのオプションです。 -M
オプションを-h
フラグとともに指定して、指定したホスト(IPアドレス)に適用される保護設定を表示できるようになりました。
- ストリーム仕様を保護するための新しいアクセスレベルが追加されました。 詳細については、p4 protectトピックの
- プロテクションテーブル内のホストフィールドで、複数のIPアドレスまたはCIDRとの一致をカンマ区切り形式で1行で指定できるようになりました。
p4 tag -g
またはp4 labelsync -g
を使用して、グローバルラベルをエッジサーバで更新できるようになりました。 詳細については、「p4 tag」および「p4 labelsync」を参照してください。- p4 haveとp4 have (グラフ)の新しい
--no-graph
オプションにより、ハイブリッドワークスペース従来のPerforceファイルリビジョンモデルのディポに保管されたファイルと、Gitに関連付けられたグラフモデルのリポジトリに保管されたファイルにマップされるワークスペース。を使用する際に、非グラフファイルに対する出力を制限できるようになりました。 p4 graph log
コマンドの--oneline
オプションで、以下の処理を実行できるようになりました。- オプションの値
tree
を使用して、tree-SHA-1の値に対する出力内に列を追加する - オプションの値
--no-abbrev
を使用して、出力内のSHA-1の値を、デフォルト設定の7文字ではなく元の40文字で表示する
詳細については、p4 graph log (グラフ)を参照してください。
- オプションの値
p4 extension --list --type=extensions
に2つのフィールドが追加され、拡張子にグローバル設定を含めるかどうか、1つ以上のインスタンス設定を含めるかどうかを指定できるようになりました。 詳細については、「p4 extension」を参照してください。
2019.2リリース
- スーパーユーザはp4 configure historyコマンドを使用して、任意の2019.2サーバ上の構成可能変数に対する変更内容に関する情報を表示することができます。
- p4 obliterateコマンドで-pオプションを指定すると、リビジョンがパージ済みとしてマークされ、反映履歴がそのままの状態で残ります(反映履歴のレコードが削除されることはありません)。 このコマンドの場合、最初にp4 archiveコマンドを実行してからp4 archive -pコマンドを実行する場合と比べて、コマンド呼び出しの手順が1回で済むため、パフォーマンスが向上します。
- p4 streamコマンドとp4 jobspecコマンドで、カスタムフィールドを識別するための値を自動的に割り当てることができるようになりました。
- p4 storageコマンドに、-lオプションと-dオプションが新しく追加されました。これらのオプションを使用して、サブミット操作や保留操作が失敗したことが原因で孤立状態になっているファイルを検索して削除することができます。 この機能で使用できる新しい構成可能変数として、 lbr.storage.allowsymlinkと lbr.storage.delayの2つが追加されました。
- p4 verifyコマンドに、パフォーマンスを上げるための新しい-Zオプションが追加されました。
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ストリーム仕様内でカスタムフィールドを作成する機能が追加されました。 詳細については、新しいコマンドp4 streamspecの説明を参照してください。
- 管理者がNNNというオプションのプレースホルダー値を指定した場合、フィールドコードの衝突を避けるため、カスタムストリームとジョブ仕様に対してフィールドコードが自動的に生成されるようになりました。 詳細については、「p4 streamspec」と「p4 jobspec」を参照してください。
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新しい構成可能変数db.monitor.term.allowが追加されました。ユーザはこの変数を使用して、自分専用のプロセスを終了することができます。
2019.1リリース
- ストリームのプライベート編集機能が導入されました(p4 streamトピックのストリームのプライベート編集機能を参照)。
- 以下に示すストリーム拡張機能が導入されました。
- ストリームをすばやく切り替えるためのオプションがp4 switch コマンドに追加されました。
- 次のコマンドで、作業中のストリーム仕様を操作できるようになりました: p4 revert、p4 resolve、p4 submit
- p4 unshelveコマンドを実行すると、ファイルとストリーム仕様の両方がデフォルトで保留解除されるようになりました。 以前は、ファイルのみ保留解除されるというのがデフォルトの動作でした。
- p4 streamlogコマンドを実行すると、指定したストリームに対する変更履歴が表示されるようになりました。
- エッジサーバでサブミットを行う場合のバックグラウンドアーカイブファイル転送機能が導入されました。p4 submit-bフラグを指定して変更をサブミットすると、メタデータのコミットが完了すると同時にサブミットが完了するため、アーカイブファイルの転送を待機する必要がなくなります。 この機能を有効にするには、submit.allowbgtransferを設定します。オプションとして、submit.autobgtransferを設定することもできます。
- p4 pullコマンドに、アーカイブファイルの転送が失敗した場合にリカバリ処理を行うための新しいオプション「-t target」が追加されました。
- p4 serverコマンドを実行すると、すべてのサーバタイプで、サーバ仕様のDistributedConfig:フィールドに、デフォルト値以外の値が設定されている各構成可能変数用の行が表示されるようになりました。 このフィールドで、値を編集したり、新しい行を追加して、別の構成可能変数をデフォルト値以外の値に設定したり、その行を削除して、構成可能変数の値をデフォルト値に戻したりすることができます。
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Helix Coreサーバの拡張機能が、トリガの完全な代替機能として使用できるようになりました。 参照:
- タイプグラフのディポ内のGit LFS (Large File Storage)ファイルをロックするための新しいコマンド(p4 graph lfs-lock (グラフ)、p4 graph lfs-locks (グラフ)、p4 graph lfs-unlock (グラフ))が導入されました。「p4 graph lfs-lock」コマンドを使用してHelix Coreサーバに作成されたロックは、Gitクライアントに対して表示され、「git lfs lock」コマンドを使用してGitに作成されたロックは、Helix Coreサーバに対して表示されます。
- server.maxcommands構成可能変数によって標準ユーザがブロックされている場合であっても、superユーザとoperatorユーザがserver.maxcommands.allow構成可能変数を使用して、特定の管理コマンドをデフォルトで実行できるようになりました。
- フェイルオーバー機能が改善されました。p4 failoverトピックの「説明」セクションで、高可用性スタンバイサーバに関する記述を参照してください。
- p4 archiveコマンドに、ディスクスペースの使用量を削減するための新しい-zオプションが追加されました。
- net.autotune構成可能変数がデフォルトで有効に設定されるようになりました(デフォルト値は「1」)。 これにより、ネットワーク上で送受信されるバッファのサイズをTCPスタックで管理できるため、特に、長い遅延が発生する速度の遅いネットワーク接続の場合に、ネットワークを効率的に使用できるようになります。 クライアント、プロキシ、ブローカ、サーバでこの動作を無効にするには、上記の構成可能変数の値を「0」に設定します。 Windowsベースのプラットフォームの場合、送信バッファサイズが自動的に調整されることはないため、net.tcpsize構成可能変数を使用して、手動でサイズを調整する必要があります。
- p4 reconcileコマンドに、ファイルタイプを処理するための新しい-tオプションが追加されました。
- p4 integratedコマンドに、変更の反映先を簡単に確認するための新しい-sオプションと--into-onlyオプションが追加されました。
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環境変数P4LANGUAGEの定義がバージョン2019.1で更新されました。この変数を使用して、ユーザ用の言語タグとオプション地域を設定する必要があります。 例えば、$LANGがen-US.UTF-8に設定されている場合、「P4LANGUAGE=en-US」のように指定する必要があります。 メッセージが翻訳されているサーバの場合、更新されたメッセージファイルをメッセージデータベースに取り込む必要があります。
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新しい構成可能変数sys.threading.groupsを使用して、複数のプロセッサグループをWindows上で使用できるようになりました。
- 新しい構成可能変数push.unlocklockedの値を「1」に設定することにより、プッシュ操作の失敗が原因でロックされたファイルについて、自動的にロックを解除できるようになりました。
2018.2リリース
- 現在のマスターサーバからスタンバイサーバへのフェイルオーバーが改善されました。
- 詳細については、以下を参照してください。p4 failover、p4 journalcopy、 p4 server
- コマンド機能の追加:
- シングルサインオン関連の新しい構成可能変数:
2018.1パッチリリース
多要素認証 (MFA) |
多要素認証のヘルプ:
この機能は現在、以下を含め、ほとんどのHelix Coreサーバクライアントでサポートされています。
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グラフディポコマンド |
グラフディポ内のHelixサーバに保存されたGitリポジトリに対して読み取りまたは書き込みを行うコマンドは、Tech Previewから外れ、正式に採用されました。 詳細については、「グラフディポコマンド」を参照してください。 |
構成可能変数 | 特定の構成可能変数の値を変更する際にサーバを停止する必要があるか確認するには、このリンク先で「この構成可能変数の値を変更した後、サーバを明示的に「停止」する必要があります」を検索してください。 例えば、「ssl.tls.version.min」を参照してください。 |
2018.1リリース
エリア | 機能 |
グラフディポ |
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構成可能変数 - アルファベット順リスト |
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フェイルオーバーのシナリオでは、p4 admin end-journal コマンドを使用すると便利です。 コマンドの例を参照してください。 |
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p4 keys | p4 keys -e nameFilterでキーの名前にピリオドを使用できます。 |
p4 stream |
ストリームパスを定義する際、パスの最後の部分にある最後のスラッシュの後にワイルドカードを含めることができます。 この機能はファイルのコレクションを参照する際に使用できます( |
2要素認証 |
詳細および例については、 クライアントアプリケーションによっては、2要素認証のサポートがまだ追加されていない場合があります。 |
LDAP | p4 ldapsyncのアクティビティを追跡できます。 詳細については、p4 logparseでldapsync.csv を参照してください。 |