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ログの設定方法を紹介します。
構造化ログファイルの利用
ログファイルを構造化形式(.csv)で書き込むようにPerforceサーバを構成することができます。
構造化ログファイルには一般的なログファイルよりも詳細な情報が含まれ、より解析しやすくなっています。
詳細な情報が含まれる分、相当量のディスクスペースが消費される可能性があります。
ローテート設定を併せて行っていただくことをお勧めします。
ログ設定例
コマンドログ設定例
p4 configure set serverlog.file.2=audit.csv
監査ログ設定例
p4 configure set serverlog.file.4=audit.csv
ローテート設定例
ログサイズ設定例(各ファイル10MBでローテート)
p4 configure set serverlog.maxmb.2=10 p4 configure set serverlog.maxmb.4=10
ローテート保存数設定例(各2ファイル保持)
p4 configure set serverlog.retain.2=2 p4 configure set serverlog.retain.4=2
ログファイルへのローテート番号設定例
p4 configure set serverlog.counter.2=log2 p4 configure set serverlog.counter.4=log4
P4D起動時オプションで指定
ログ設定オプション
-A | 監査ログファイルを指定します。 |
---|---|
-L | ログファイルを指定します。 |
実行例
p4d -r /p4root -p 1666 -A /var/log/p4audit/audit.log -L /var/log/p4server/server.log
ログレベル指定
設定例1
p4d -v server=2 -L /var/log/p4server/server.log
設定例2
p4 configure set server=3
レベル
server = 1 | 各コマンドの開始情報とPerforceサーバエラーメッセージを記録します。 |
---|---|
server = 2 | コマンド完了時刻とPerforceサーバ警告メッセージを記録します。 |
server = 3 | 特定のコマンドに対して「計算終了」メッセージを記録します。 |
server = 4 | クライアントに送信されたエラーをサーバーログに記録します。 |