ページ ツリー

このページの古いバージョンを表示しています。現在のバージョンを表示します。

現在のバージョンとの相違点 ページ履歴を表示

バージョン 1 次のバージョン »

 コンテンツ

コンパイル時にコンパイラに与えるインクルードファイルの検索パスやマクロの設定は、
基本的には解析設定ファイル(ACF)で行います。
(『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)

ACFの設定はプロジェクト全体に対して有効ですが、同一のプロジェクトの中で特定のソースファイルに
だけ、インクルードファイルの検索パスやマクロの設定を行う場合は、ソースファイル個別の設定を行います。


例)一連のコンパイルコマンドの中で source2.c にだけ適用しているオプションがある場合

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source1.c

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -D "MACRO=1" -I "inc" -I "test" source2.c

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source3.c

(残りのソースファイルについてのコンパイルコマンドは省略)

※ -D "RELEASE" と -I "inc" は全ソースファイルに適用されていて
     -D "MACRO=1" と -I "test" は source2.c だけに適用されていると仮定

設定

Helix QAC(PRQA Framework)GUIからプロジェクトを開き、対象のソースファイルを選択し
"マクロ定義"、"インクルードパス"に設定します。

全ソースファイルに適用されている -D "RELEASE" と -I "inc" は解析設定ファイル(ACF)で設定していると仮定します。
 (『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)

※ 同期を行うと、コンパイルコマンドからコンパイル対象のソースファイルとともに、インクルードファイルの検索パスとマクロの設定が抽出され、ソースファイル個別の設定として登録されます。


  • ラベルがありません