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QAC 8.2.2 / QAC++ 3.2.2 (PRQA Framework 1.0.5) 以降

コンパイル時にコンパイラに与えるインクルードファイルの検索パスやマクロの設定は、基本的には解析設定ファイル(ACF)で行います。
(『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)

ACFの設定はプロジェクト全体に対して有効ですが、同一のプロジェクトの中で特定のソースファイルにだけ、インクルードファイルの検索パスやマクロの設定を行う場合は、ソースファイル個別の設定を行います。


例)一連のコンパイルコマンドの中で source2.c にだけ適用しているオプションがある場合

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source1.c

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -D "MACRO=1" -I "inc" -I "test" source2.c

compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source3.c

(残りのソースファイルについてのコンパイルコマンドは省略)

※ -D "RELEASE" と -I "inc" は全ソースファイルに適用されていて
     -D "MACRO=1" と -I "test" は source2.c だけに適用されていると仮定

設定

Helix QAC(PRQA Framework)GUIからプロジェクトを開き、対象のソースファイルを選択し
"マクロ定義"、"インクルードパス"に設定します。

全ソースファイルに適用されている -D "RELEASE" と -I "inc" は解析設定ファイル(ACF)で設定していると仮定します。
 (『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)

※ 『同期』を行うと、コンパイルコマンドからコンパイル対象のソースファイルとともに、インクルードファイルの検索パスとマクロの設定が抽出され、ソースファイル個別の設定として登録されます。

 QAC 10.2.0 / QAC++ 5.2.0 (Helix QAC 2022.1) 以降

各ソースファイルに任意のオプションを与えることができるようになりました。
GUI から以下のように設定することができます。