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QAC / QAC++ を使用するマシン(クライアント)からライセンスが取得できないなどの問題がありましたら、以下のことを確認ください。


1. 通信を確認します

ping コマンドなどでクライアントとライセンスサーバー間の通信状態を確認します


2. ライセンスサーバーのファイアウォールを確認します

ライセンスを取得できない原因として最も多い例は、ライセンスサーバーのファイアウォールなどで通信が遮断されている場合です。

ファイアウォールの設定で次の通信が許可されているか確認します。

・プロセス名で設定する場合

 rlm と prqa プロセス(『ライセンス設定解説書』の4章を参照)の通信が許可されているか確認します

・ポート番号で設定する場合

 rlm が使用するポート番号(『ライセンス設定解説書』 4.1 を参照)の通信が許可されているか、

 また prqa プロセスが使用するポート番号(『ライセンス設定解説書』 4.2 を参照)を固定し通信が許可されているかを確認します


3. 上記 1, 2 で解決しませんでしたら、以下の手順でログファイルを取得します

(1) ライセンスの取得を試します

 ・QAC 8.2.2 以降/QAC++ 3.2.2 以降をお使いの場合

  i)   Helix QAC (PRQA Framework) を起動し、最近使用したプロジェクトから sample_cgicc_diff を開きます

   あるいは <Helix QAC (PRQA Framework) インストール先>\samples\sample_cgicc_diff プロジェクトを直接開きます


  ii) src\diff\alloca.c (QAC の場合) または src\cgicc\cgicc.cpp (QAC++の場合) を選択し、

   右クリックから「選択中のファイルを解析」を実施します

   

 ・QAC 8.1.2 以前/QAC++ 3.1 以前をお使いの場合

  GUI を起動します


(2) (1)の手順でライセンス取得エラーが発生しましたら、ライセンス取得エラーが発生したおおよその時刻を確認し、ログファイルを取得します

 ログファイルは標準状態では Reprise のインストール先に拡張子が .log および .dlog のファイルとして出力されます。

 『ライセンス設定解説書』でご案内している方法でお使いの場合は

 ライセンスサーバーが Windows の場合は prqa_all.dlog、prqa_usage.log、prqa.dlog、license.log

 ライセンスサーバーが Linux の場合は prqa_all.dlog、prqa_usage.log、license.log

 のファイルが Reprise のインストールディレクトリ配下に出力されます。

 ※ライセンス取得エラーの発生からログファイルが更新されるまで数分かかる場合があります


(3)『 ログファイルの見方』の 異常ケース を参照し、ライセンス取得エラーが発生した時刻近辺のログを確認ください

 あるいは、ライセンス取得エラーが発生した時刻とログファイルを弊社ライセンス担当 (ss_lic@toyo.co.jp) 宛てにお送りください