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質問

「「排他オープン」状態のファイルはチェックアウトできません。」とエラーが出力されました。
原因と対応方法を教えてください。

回答

原因

チェックアウト対象のファイル中に、次の状態のファイルが一つ以上あります。
以下の状態により、排他オープンによるエラーが出力されています。

ファイルタイプ修飾子 "+l" が設定されている、かつ、 別のユーザがチェックアウトしている状態
もしくは、当該ユーザが別のワークスペースでチェックアウトしている状態

確認方法

チェックアウトされているファイルを漏れなく確認するには、 p4 opened コマンドを用いたコマンドラインによる確認が適しています。

以下に例を示します。

ユーザhela
チェックアウト対象

//depot/dir1/aaa.c
//depot/dir1/bbb.c
//depot/dir1/ccc.c
//depot/dir1/ddd.c

実行コマンド
p4 opened -a //depot/dir1/....c
コマンド結果
//depot/dir1/aaa.c#8 - edit change 734 (unicode+lS) by bruno@bruno_ws *exclusive*
//depot/dir1/bbb.c#6 - edit change 734 (unicode+S)  by bruno@bruno_ws
  • ユーザ "bruno" が、ワークスペース "bruno_ws" で利用しているチェンジリスト "734" において、" aaa.c " の " リビジョン8 "を排他チェックアウトしていることが確認できます。
  • " bbb.c " の " リビジョン6 "は排他チェックアウトされていないため、今回のエラーには関係しません。

解決方法

上記のコマンド結果の例をもとに以下の解決策を提案します。

ユーザ "bruno" により、"aaa.c" の "リビジョン8"をサブミットします。
もしくは、"aaa.c" の "リビジョン8"を元に戻すことで、ユーザ "hela" による当該ファイルのチェックアウトが可能となります。


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