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質問

Helix CoreサーバのSSL証明書の作成時に期限を変更することはできますか?

回答

証明書とキーのペアを作成する(p4d -Gc)際、任意の期限を設定したconfig.txtファイルを
使用することで期限を変更することができます。
※デフォルトで設定される証明書の期限は730日(2年)です。

手順

config.txtの書き方と実行コマンドは以下の通りです。

1."P4SSLDIR"ディレクトリの配下にSSL証明書の期限を設定した"config.txt"を作成します。
   期限は"EX"と"UNITS"で指定します。

■ config.txtの作成例(デフォルト値)

■ config.txtの書式

C = 国名-2文字のコード
ST = 州名または州名-フルネーム
L = 地域または都市名
O = 組織または会社名
OU = 組織単位-部門または単位
CN = 共通名(通常はサーバのDNS名)
EX = 証明書の有効期限が切れる設定時からの数値
   ※[UNITS]の単位による
UNITS = 有効期限の単位乗数
   (secs , mins , hours , daysから指定)

※ 設定可能な数値は以下の通りです
  最小:1(EXを1、UNITSにsecsを設定)
  最大:2485(EXを2485、UNITSにdaysを設定)

2.証明書とキーのペアを生成します。

実行コマンド

p4d -Gc

 既存のプライベートキーまたは証明書が見つからない場合、"privatekey.txt"と"certificate.txt"という
 2つのファイルが"P4SSLDIR"ディレクトリに作成されます。

3.サーバのキーと証明書のペアに対してフィンガープリントを生成します。
   表示されるフィンガープリントを控えておき、ユーザに通知します。

実行コマンド:サーバのパブリックキーのフィンガープリントを表示

p4d -Gf