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ここでは、プロキシサーバ(P4P)のキャッシュファイルの削除方法について紹介しています。

詳細

プロキシサーバはデータのファイルリビジョンのキャッシュを保存するため、稼働しつづけると最終的にディスク容量が不足します。

プロキシサーバには自動でキャッシュファイルを削除する機能はありません。

キャッシュファイルの削除については以下の方法が推奨されています。

  • P4Pが稼働中の場合:キャッシュファイルのみを削除する
  • P4Pを停止できる場合:停止して、キャッシュファイルと"pdb.lbr"を削除する
    ※ キャッシュファイルを多く削除する場合は、"pdb.lbr"を再生成する方がパフォーマンスが改善
      される可能性があります。
    ※ pdb.lbrとはプロキシサーバに生成される、現在の同期処理を表すテーブルです。


プロキシサーバは自身が把握するディスク上にユーザーからリクエストのあったファイルが存在するかを確認します。ファイルが存在しない(手動で削除された)場合、再度Helix Core(P4D)サーバへリクエストし、ファイルを取得します。

そのため、本来は一部のキャッシュを削除したとしても動作上の問題はありませんが、キャッシュに存在しないファイルがあるタイミングで同期処理がされると、エラーが発生することが報告されています。

Helix Core Server Administrator Guide(2020.2以降)の抜粋

Warning
If you do not delete cached files, you will eventually run out of disk space. To recover disk space, remove files under the proxy’s root.

Although you do not need to stop the proxy to delete its cached files or the pdb.lbr file, removing the cache or pdb.lbr file is NOT recommended during a sync operation because it might cause the following error: "Proxy could not update its cache".