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ベースライン抑止は、ある時点のソースコードのセット(S1)をベースとし、S1に対して検出される警告メッセージを非表示にします。
そして、S1を元に変更されたソースコードのセット(S2)を解析した際に、S2で新たに検出された警告メッセージ、およびS1S2間での変更箇所に検出された警告メッセージだけを表示します。

ベースライン抑止を適用した警告メッセージはGUIで確認することが前提です。警告メッセージをテキストやhtml等に出力した場合はベースライン抑止は効きません。

ただし、テキストやhtml等に出力した警告メッセージに『抑止情報』を含めることができます。抑止情報によって、ベースラインで抑止された警告メッセージと抑止されていない警告メッセージを区別することは可能です。


以下にGUIでのベースライン抑止方法を示します。

QAC 8.2.2/QAC++ 3.2.2以降

1.S1に対して、通常どおりHelix QAC(PRQA Framework)上で解析を実施します。
  エラーなく解析が完了することを確認します。

  

 

2."プロジェクトプロパティ"の[ ベースライン ]タブで[ ベースライン診断抑止の使用 ]を選択し、
  使用するベースラインの種類を選択します。

   

  ■ 使用するベースラインの種類 

・バージョン管理システムを用いたベースライン
 『バージョン管理システムと連携する』場合に使用することができます。
 S1をバージョン管理システムから取得します。
 [ バージョン管理システムを用いたベースライン ]を選択し、[ バージョン管理システムを用いてベースラインを生成 ]を押します

・ローカルで管理しているベースライン
 S1をローカルで管理します。
 [ローカルで管理しているベースライン]を選択し、[ローカルで管理するベースラインを生成]を押します

・Dashboardのスナップショットによるベースライン
 Dashboard (QA Verify) をお使いの場合に使用することができます。
 S1Dashboardのスナップショットを使用します。
  [ Dashboardのスナップショットによるベースライン ]を選択します。

 ※Dashboard を使用するにはHelix QAC Dashboardのライセンスが必要です
 ※詳しくはHelix QAC(PRQA Framework)のコンポーネントマニュアルの「Dashboard (QA Verify) の使用」の項目をご覧ください。
 ※マニュアルの場所は『マニュアル』で確認ください。

 

3.[ 保存 ]ボタンを押します。

 

4.S1からコードを変更せずにHelix QAC(PRQA Framework)上で解析を実施します。
   エラーなく解析が完了することを確認します。
   S1に対してアクティブの警告メッセージがゼロ件となります。

 

 

5.S1からコード変更してS2を作成し、S2に対してHelix QAC(PRQA Framework)上で解析を実施します。
   エラーなく解析が完了することを確認します。
   S2で新たに検出された警告メッセージ、およびS1S2間での変更箇所に検出された警告メッセージだけがアクティブとなります。

 

  

QAC 8.1.2/QAC++ 3.1以前

Windows用にベースラインの利用手順書、および利用手順書に従って使用する際のバッチファイルを準備しております。
ご希望でしたら弊社サポート担当(ss_support@toyo.co.jp) へご連絡ください。

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