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Helix QACに含まれるPythonのメジャーバージョンが2から3に変更になったため
Helix QAC 2021.2(QAC 10.0.0/QAC++ 5.0.0)以前のバージョンから
Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降のバージョンへアップグレードする場合は
アップグレード時の設定』に加えて以下の注意点があります。

東陽ユーティリティ

Helix QAC 2021.2(QAC 10.0.0/QAC++ 5.0.0)以前のバージョン用の東陽ユーティリティは、
そのままではHelix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降のバージョンでは使用することができません。

Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降のバージョンで東陽ユーティリティを使用する場合は、
東陽ユーティリティ』のページにあります Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降用の東陽ユーティリティをお使いください。

コンパイラ用設定ファイル

コンパイラ用設定ファイル(CCT)にはDATAディレクトリが付属しており、その中にCCTと同名で拡張子が".py"のスクリプトが付属しています。
(『CCTとは』を参照)

Helix QAC 2021.2(QAC 10.0.0/QAC++ 5.0.0)以前のバージョン用のCCTに付属のスクリプトは、
次のいずれかの方法でHelix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降のバージョン用に更新する必要があります。

プロジェクトをアップグレードする 

次のコマンドを使用すると、既存プロジェクトのコンポーネントのバージョンを更新し、さらにCCTに付属のスクリプトを更新します。

コマンド例

qacli admin -P <プロジェクト> --upgrade

※1: qacli"<Helix QACインストール先>\common\bin"にあります
※2:<プロジェクト>には既存プロジェクトのルートディレクトリを指定します
    (プロジェクトの構造』を参照)
※3:コマンドを実行すると元には戻せません
    プロジェクトディレクトリのバックアップを取得しておくことをお勧めします
※4:コマンドの詳細は Helix QAC に付属のコンポーネントマニュアル「QACLI」の章の
  「admin(管理)」の項目をご覧ください
    Helix QAC のコンポーネントマニュアルの場所は『マニュアル』で確認ください

■ CCTに付属のスクリプトだけを更新する

Helix QACに付属のスクリプトを用いてCCTに付属のスクリプトだけを更新することができます。

コマンド例

python update_to_py3.py C:\temp\DATA\my_cct

※1:python"<Helix QACインストール先>\components\<pythonバージョン>"にあります
※2:"update_to_py3.py""<Helix QACインストール先>\scripts"にあります
※3:この例はCCTが"C:\temp\my_cct.cct"に存在し、同じ場所に付属のDATAディレクトリも存在する場合の
    例です
※4:コマンドを実行すると元には戻せません
    CCTDATAディレクトリのバックアップを取得しておくことをお勧めします