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Helix Coreの環境変数を設定するにはいくつかの方法があり、一部の設定が他の設定より優先されます。
この記事では、Windows環境におけるHelix Core 環境変数の優先順位について説明します。

詳細

Helix Coreクライアント(P4、P4V等)、Helixプラグイン(P4Eclipse、P4VS等)と、Helix Windowsサービス(Helixサーバー(p4d)、プロキシ(p4p)等)を起動した場合、優先順位は以下の通りです。

  1. コマンドラインフラグ、またはグローバルオプション
  2. P4CONFIGファイル(P4CONFIG変数が設定されている場合)
  3. Windowsユーザー環境変数
  4. Windowsシステム環境変数
  5. Helixユーザー環境レジストリ(p4set)
  6. Helixシステム環境レジストリ(p4 set -s)


Helixサービス(p4s.exep4ps.exeなど)を起動した場合、優先順位は以下の通りです。
※ WindowsサービスのHelix実行可能ファイルは、サービスバイナリを示す小文字の"s"が含まれています。
  "p4d.exe"は"p4s.exe"と、"p4p.exe"は"p4ps.exe"バイナリと同じです。

  1. "p4 configure"で設定されたHelix Server構成変数
  2. Helix Windowsサービスパラメータ(p4 set -S service)
  3. Windowsシステム環境変数
  4. Helixシステム環境レジストリ(p4 set -s)

※ 原則としてHelixクライアントまたはサービスの構成にWindowsシステム環境変数を使用しないでください。