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QAC 8.2.2/QAC++ 3.2.2(PRQA Framework 1.0.5)以降

 

QAC/QAC++は、標準状態では解析エラーが発生しても可能な限り解析を続けます。

しかし、2次解析、クロスモジュール解析(CMA)、マルチスレッド解析(MTA)1次解析の結果を利用して実施されるため、1次解析で解析エラーが発生した場合、2次解析、CMAMTA を実施しても信頼性の低い結果になります。

以下の方法で、解析エラーが発生した際には解析を中止するようにしておき、解析エラーを解消した後で解析をやり直すことをお勧めします。

設定

■ GUI

メニューの[ 解析 ] → [ 解析設定 ] の"エラー発生時に解析を中止する"にチェックを入れて解析します

■ コマンド

解析時に "--stop-on-fail (-s) "オプションを指定します

コマンド例:

qacli analyze -P <プロジェクト> -f --stop-on-fail

1qacli<Helix QAC(PRQA Framework)インストール先>\common\binにあります
2<プロジェクト> にはプロジェクトルートディレクトリを指定します(『プロジェクトの構造』を参照)

解析エラーが検出された時点で、解析中の翻訳単位については最後まで解析が実施され、
次の翻訳単位以降の解析が中止されます。

並列解析』を実施している際は、解析中の翻訳単位が複数存在する場合があることに
ご注意ください。