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説明
Windows環境へのHelix Coreサーバインストール手順は以下の通りです
手順
1.インストーラのダウンロード
以下のURLから、Helix Core for Windowsのインストーラをダウンロードします。
2.インストールの実行
① ファイルを右クリック → [ 管理者として実行(A) ]を選択してインストーラを起動します。
インストールウィザードに沿ってインストールを進めます。
② インストール対象のソフトウェアを選択します。
[ Server(P4D) ]と[ Command-Line Client(P4) ]が選択されていることを確認し、
[ Next ]をクリックします。
③ Helix Coreサーバの起動ポート、データベース構築先のフォルダを指定します。
[ Port Number ]には、Helix Coreの起動に使用するポート番号を指定します。
[ Installed to: ]には、データベース構築先を指定します。
※この手順では、[ Installed to: ]を "C:\P4ROOT" として説明するため、
[ Change ]ボタンから、パスの変更を行っています。
④ サーバマシンをクライアント環境として使用する場合の環境変数を指定します。
[ Server ]には、接続するHelix CoreサーバのP4PORT(ここではローカル接続なので"1666")を指定します。
[ Text Editing Application ]には、Helix Coreの操作上で使用するテキストエディタを指定します。
[ User Name ]には、Helix Coreサーバへ接続するユーザIDを指定します。
⑤ 実際のサーバのインストールを開始します。
[ Start ]をクリックします。
⑥ "Installation Completed"が表示されれば、インストール完了です。
[ Finish ]をクリックしてインストーラを終了します
3.データベース再構築
Windows環境の場合、インストーラが構築したデータベースを使用してUnicodeモード※1に変換することができません。
以下の手順でデータベースを再構築します。
※1 パスやコメントに日本語が扱えるモード
① Helix Coreサーバの停止
コマンドプロンプトを"管理者"として起動し、次のコマンドからHelix Coreサーバを停止します。
sc stop Perforce
② インストーラが作成した不要ファイル・フォルダの削除
P4ROOTへ移動し、インストーラーが作成したデータベースファイルを削除します
※P4ROOTとは、手順2③の[ Installed to: ]で指定したフォルダです。("C:\P4ROOT"としています)
cd C:\P4ROOT
- 削除対象のフォルダとファイル
・"db."から始まる全てのファイル
・journal
・log
・server.locks(フォルダ)
③ Unicodeモードでデータベース構築
データベースファイル削除後、Unicodeモードでデータベースを構築します。
p4d -r C:\P4ROOT -xi
Perforce db files in 'C:\P4ROOT' will be created if missing...
Server switched to Unicode mode.
4.Helix Coreサーバの起動
コマンドからHelix Coreサーバを起動します。※コマンドプロンプトは"管理者"として起動します。
sc start Perforce
5.Unicodeモードでの起動確認
Unicodeモードでの起動を確認します。
p4 -Ztag info
...
... serverName Perforce
... unicode enabled
...
Helix Coreサーバのインストール手順は以上となります。