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QAC/QAC++による解析の結果は、警告情報データベースと中間結果ファイルに出力されます。


■ 警告情報データベース

検出された警告メッセージの情報が記録されたバイナリファイルで、拡張子は".err"です。
解析対象のソースファイルごとに生成され、例えばtest.cを解析した結果の警告情報データベースはtest.c.errというファイル名です。

QAC 9.1.0/QAC++ 4.1.0(PRQA Framework 2.1.0)以降では、プロジェクト全体の警告情報がprqa.dbという名称の1ファイルにまとめられ.errファイルは自動的に削除されます。


■ 中間結果ファイル

ソースコードの内部構造、依存関係、メトリックスなどが記録されたテキストファイルで、拡張子は".met"です。
解析対象のソースファイルごとに生成され、例えば test.c を解析した結果の中間結果ファイルは test.c.met というファイル名です。

QAC 9.7.0/QAC++4.5.0 (Helix QAC 2019.2) からQAC 10.2.0/QAC++5.2.0 (Helix QAC 2022.1) のバージョンでは、解析オプション"-metfile- (-met-)"を指定することでバイナリ形式で出力することができます。
QAC 10.3.0/QAC++5.3.0 (Helix QAC 2020.2) 以降では、中間結果ファイルはバイナリ形式のみで出力されます。
バイナリ形式の場合は、例えばtest.cを解析した結果の中間結果ファイルはtest.c.arcというファイル名です。