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RCFはPRQA Framework 1.0.5 (QAC 8.2.2/QAC++ 3.2.2)以降で使用する設定ファイルの一つです。
RCFでは次の設定を行います。
・ルールとルールグループの定義
・ルールと警告メッセージのマッピング
・各警告メッセージのON/OFFの制御
■ QAC/QAC++だけを使用する場合
初めは以下の3種類のRCFが用意されています。
ルールの定義は、QAC/QAC++のメーカーが分類した警告メッセージのグループ分けです。
それぞれに日本語(ja_JP)と英語(en_US)のファイルがあります。
default-ja_JP(en_US).rcf
すべての警告メッセージを使用する設定としたファイル
default-critbug-ja_JP(en_US).rcf
メーカーが選定した特に重大な不具合に関係する警告メッセージだけを使用する設定としたファイル
default-security-ja_JP(en_US).rcf
メーカーが選定したセキュリティに関係する警告メッセージだけを使用する設定としたファイル
例:[ default-critbug-ja_JP.rcf ]の設定
■ MISRA CやCERT Cなどのコンプライアンスモジュールを購入されている場合
購入されたコンプライアンスモジュール用の初期設定ファイルが用意されています。
コンプライアンスモジュール用の初期設定ファイルでは、ルールの定義はMISRA CやCERT Cなどのガイドラインです。
コンプライアンスモジュール用の初期設定ファイル名は以下の通りです。
<コンプライアンスモジュールの略称>-<コンプライアンスモジュールのバージョン番号>-ja_JP(en_US).rcf
例)m3cm-2_3_5-ja_JP.rcf
(QAC 9.5.0 に対応する MISRA C:2012 コンプライアンスモジュールの日本語の初期設定ファイル名)
※コンプライアンスモジュールの略称、およびQAC/QAC++とコンプライアンスモジュールのバージョンの対応は『バージョン対応表』をご覧ください。