ページ ツリー

このページの古いバージョンを表示しています。現在のバージョンを表示します。

現在のバージョンとの相違点 ページ履歴を表示

« 前のバージョン バージョン 23 次のバージョン »

 コンテンツ

質問

チェックアウト実行時に『「排他オープン」状態のファイルはチェックアウトできません。』とアラートが出力されました。
原因と対応方法を教えてください。

回答

チェックアウトされているファイルを特定し、チェックアウトしているユーザが”サブミット”するか、”元に戻す”ことでアラートを解消できます。

説明

チェックアウト対象のファイル中に、以下のファイルが含まれている場合にこの「排他オープン」のアラートが出力されます
 1.ファイルタイプ修飾子"+l" が設定されているファイルが、別のユーザにチェックアウトされている
 2.チェックアウトを実行しようとしているユーザが対象のファイルを別のワークスペースでチェックアウトしている

そのため、アラートが出力されないようにするためには、該当ファイルのチェックアウト状態を解除する必要があります。

例 1)ユーザ:bruno
・ファイル「text1.txt」に”+l”修飾子が設定されている
・ericがチェックアウト済みなのでチェックアウトできない

例 2)ユーザ:bruno
・ファイル「text1.txt」はbrunoがeric_wsというワークスペースでチェックアウト済み
・同ファイルをbrunoのワークスペースではチェックアウトできない

手順

1.チェックアウトされているファイルを特定します。

  P4Vで確認することもできますが、チェックアウトされているファイルを漏れなく確認するには、”p4 opened”コマンドによる確認が適しています。

 例)ユーザ:hela が以下の4ファイルをチェックアウトしようとしている場合

//depot/dir1/aaa.c
//depot/dir1/bbb.c
//depot/dir1/ccc.c
//depot/dir1/ddd.c

実行コマンド:depot/dir1内”.c”ファイルで、チェックアウトされているリストの表示
p4 opened -a //depot/dir1/....c
コマンド結果:排他的にロックされているファイルには”exclusive”と表示されます
//depot/dir1/aaa.c#8 - edit change 734 (unicode+lS) by bruno@bruno_ws *exclusive*
//depot/dir1/bbb.c#6 - edit change 734 (unicode+S)  by bruno@bruno_ws

 2. 特定されたファイルに対して、以下のいずれかを実行します

   ① ユーザ :brunoにより、「aaa.cのリビジョン8」を ”サブミット”する
   ② ユーザ :brunoにより、「aaa.cのリビジョン8」を ”元に戻す”



  • ラベルがありません