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QAC 8.2.2/QAC++ 3.2.2以降のバージョンでは、以下の3つが主な設定です。
- コンパイラ用設定ファイル(CCT)
- 解析設定ファイル(ACF)
- ルール設定ファイル(RCF)
■ コンパイラ用設定ファイル(CCT)
基本的には旧バージョンの設定を新しいバージョンでも使用することができますが、Helix QAC 2021.2(QAC 10.0.0/QAC++ 5.0.0)以前のバージョンからHelix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降のバージョンへアップグレードする場合は調整が必要です。『Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0/QAC++ 5.1.0)以降へのアップグレード』を参照ください。
■ 解析設定ファイル(ACF)
旧バージョンの設定を元に調整して新しいバージョンで使用することができます。
■ ルール設定ファイル(RCF)
旧バージョンの設定を、新バージョンで使用することはできません。
『アップグレードと警告メッセージ』をご覧ください。
手順
1.念のため、古いバージョンのプロジェクトファイル(prqaproject.xml)とprqaディレクトリのバック
アップを取得します(『プロジェクトの構造』を参照)。
2.新しいバージョンのHelix QAC(PRQA Framework)のGUIを起動し、[ プロジェクト ] > [ プロジェクト
を開く ]で古いバージョンのプロジェクトファイル(prqaproject.xml)を選択します。
通常、古いバージョンのプロジェクトで使用していた解析コンポーネントは、新しいバージョンには存在しないため下図のような警告が表示されます。
手順3で調整するので、ここでは[ OK ]を押して閉じます。
3.[ プロジェクト ] > [ プロジェクトプロパティ ]の[ 解析 ]タブで使用するコンポーネントを設定します。
コンポーネントの対応は『バージョン対応表』をご覧ください。
4.RCFを調整します。
『アップグレードと警告メッセージ』をご覧ください。