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コンパイル時にコンパイラに与えるインクルードファイルの検索パスやマクロの設定は、
基本的には解析設定ファイル(ACF)で行います。
(『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)
ACFの設定はプロジェクト全体に対して有効ですが、同一のプロジェクトの中で特定のソースファイルに
だけ、インクルードファイルの検索パスやマクロの設定を行う場合は、ソースファイル個別の設定を行います。
例)一連のコンパイルコマンドの中で source2.c にだけ適用しているオプションがある場合
compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source1.c
compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -D "MACRO=1" -I "inc" -I "test" source2.c
compiler -ansi -char_unsigned -D "RELEASE" -I "inc" source3.c
(残りのソースファイルについてのコンパイルコマンドは省略)
※ -D "RELEASE" と -I "inc" は全ソースファイルに適用されていて
-D "MACRO=1" と -I "test" は source2.c だけに適用されていると仮定
設定
Helix QAC(PRQA Framework)のGUIからプロジェクトを開き、対象のソースファイルを選択し
"マクロ定義"、"インクルードパス"に設定します。
※全ソースファイルに適用されている -D "RELEASE" と -I "inc" は解析設定ファイル(ACF)で設定していると仮定します。
(『インクルードファイルの検索パスの設定』『マクロの設定』を参照)
※ 『同期』を行うと、コンパイルコマンドからコンパイル対象のソースファイルとともに、インクルードファイルの検索パスとマクロの設定が抽出され、ソースファイル個別の設定として登録されます。