ユーザ

このセクションでは、ユーザに対して設定する構成可能変数について説明します。

ヒント

構成情報を変更しても、構成キャッシュを再ロードしない限り、その構成情報がSwarmで使用されることはありません。構成キャッシュを再ロードすると、変更した構成情報がSwarmで強制的に使用されます。Swarm構成キャッシュを再ロードするには、admin ユーザまたはsuper ユーザでなくてはなりません。[ユーザID]ドロップダウンメニューに移動して[システム情報]を選択し、[キャッシュ情報]タブをクリックしてから[構成の再ロード]ボタンボタンをクリックします。

ダッシュボード更新間隔

デフォルトでは、ダッシュボードが作業状態の場合、Swarmによって新しいコンテンツが5分ごとに確認されます。 Swarmがユーザのダッシュボードの新しいコンテンツを確認した場合、ダッシュボードに[更新]ボタンが表示されます。[更新]ボタンの使用方法について詳しくは、「更新ボタン」を参照してください。

SWARM_ROOT/data/config.phpファイルの以下の構成ブロックを使用して、ダッシュボードの更新間隔をミリ秒単位で設定します。

<?php
// this block should be a peer of 'p4'
'users' => array(
'dashboard_refresh_interval' => 300000, // Default 300000 milliseconds
),
),

デフォルト値は300000ミリ秒です(300秒、5分)。

フルネームを表示する

デフォルトでは、Swarmuserids を表示します。display_fullname構成可能変数をtrueに設定すると、以下にユーザのフルネームが表示されます。

Swarmでユーザのフルネームを表示するには、SWARM_ROOT/data/config.phpファイルの以下の構成ブロックをtrueに設定します。

<?php
// this block should be a peer of 'p4'
'users' => array(
'display_fullname' => true,
),
),

デフォルト値はfalseで、userids が表示されます。

レビュープリファレンス

チェンジリストとコードレビューで差分を初めて表示する場合のデフォルトの表示方法を設定するには、レビュープリファレンスを使用します。ユーザのプリファレンス設定は、ユーザが自分で変更しない限り、同じプリファレンス設定が使用されます。詳しくは、ユーザプロファイルの設定に関する説明を参照してください。

SWARM_ROOT/data/config.phpファイルに記述されている以下の構成ブロックを使用して、ユーザの差分ビューのデフォルト設定を構成します。

<?php
// this block should be a peer of 'p4'
'users' => array(
'settings' => array(
'review_preferences' => array(
'show_comments_in_files' => true,
'view_diffs_side_by_side' => true,
'show_space_and_new_line_characters' => false,
'ignore_whitespace' => false,
),
),
),

show_comments_in_files:

  • trueを指定すると、ファイル内のコメントと[コメント]タブ内のコメントが表示されますこれがデフォルト値です。
  • falseを指定すると、[コメント]タブ内のコメントだけが表示されます。

view_diffs_side_by_side:

  • trueを指定すると、横並びになった2つのパネルに、ファイル内の差分が表示されます。これがデフォルト値です。
  • falseを指定すると、ファイル内の差分が1つのパネルにインラインで表示されます。

show_space_and_new_line_characters:

  • trueを指定すると、空白文字がドットとして表示され、タブがバーを指す矢印として表示され、行末が下向き矢印として表示されます。
  • falseを指定すると、空白文字、タブ、行末は特殊文字として表示されません。 これがデフォルト値です。

ignore_whitespace:

  • false: ファイルの差分内で、空白に対する変更が強調表示されます。これにより、空白が重要な意味を持つファイルタイプにおいて、変更箇所を簡単に確認できるようになります。これがデフォルト値です。
  • true: ファイルの差分内で、空白に対する変更が強調表示されることはありません。これにより、空白に対する変更が重要な意味を持たないファイルタイプにおいて、重要な変更箇所を簡単に確認できるようになります。
  • 注意

    Swarmバージョン2017.4以前で使用されていたignore_whitespace_defaultは、ignore_whitespaceに置き換えられました。ignore_whitespaceはデフォルトでfalseに設定されていますが、ignore_whitespace_defaultの場合も、デフォルト値はfalseでした。

時刻プリファレンス

初めて時刻を表示する場合のデフォルトの表示方法を設定するには、時刻プリファレンスを使用します。時刻プリファレンスの設定は、ユーザが自分で変更しない限り、同じプリファレンス設定が使用されます。詳しくは、ユーザプロファイルの設定に関する説明を参照してください。

SWARM_ROOT/data/config.phpファイルに記述されている以下の構成ブロックを使用して、ユーザのデフォルトの時刻設定を構成します。

<?php
// this block should be a peer of 'p4'
'users' => array(
'settings' => array(
'time_preferences' => array(
'display' => 'Timeago', // Default to 'Timeago' but can be set to 'Timestamp'
),
),
),

display:

  • 'Timeago': どれくらい前にイベントが発生したのかを示す時刻が表示されます。これがデフォルト値です。
  • 'Timestamp': マシン上のブラウザの現地時間を使用して、イベントが発生した日時(タイムスタンプ)が表示されます。
  • ヒント

    時刻の表示形式としてタイムスタンプを選択した場合、Swarmで使用される日付形式は、マシン上のブラウザで使用される現地の日付形式と一致します。