レビューにおけるユーザの無視

自動テスト環境では、ユーザが生成した変更の記述をコピーした場合、意図せずにコードレビューに参加してしまう場合があります。例えば、レビュー番号が含まれている変更記述が自動化システムによってコピーされ、その後ファイルの保留やコミットを実行した場合、新しいレビューが開始されます。同様に、#review-123が含まれている記述をコピーすると、既存のレビューが意図せず更新される場合があります。テスト環境には数千から数百万にもおよぶテストが存在しているため、こうした操作を実行すると、非常に多くのSwarm通知が生成される可能性があります。

こうした問題による影響を軽減するため、レビューの開始時や更新時に、指定されたユーザを無視するようにSwarmを設定することができます。これを行うには、SWARM_ROOT/data/config.phpファイルを開き、無視するユーザのリストをreviews構成ブロックのignored_users項目で指定します。

ヒント

構成情報を変更しても、構成キャッシュを再ロードしない限り、その構成情報がSwarmで使用されることはありません。構成キャッシュを再ロードすると、変更した構成情報がSwarmで強制的に使用されます。Swarm構成キャッシュを再ロードするには、admin ユーザまたはsuper ユーザでなくてはなりません。[ユーザID]ドロップダウンメニューに移動して[システム情報]を選択し、[キャッシュ情報]タブをクリックしてから[構成の再ロード]ボタンボタンをクリックします。

これを行うには、SWARM_ROOT/data/config.phpファイルを開き、無視するユーザのリストをreviews構成ブロックのignored_users項目で指定します。以下に例を示します。

<?php
// this block should be a peer of 'p4' 'reviews' => array(
'ignored_users' => array('build_user1', 'build_user2'),
),