ファイル
Helixサーバの主要なタスクはファイルのバージョン管理であるため、Swarmを使用してディポを簡単に参照することができます。 ファイルを参照するには、メニュー内の[ファイル]をクリックします。
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Swarmではブレッドクラムリンクのリストが表示されるため、上位階層のディレクトリにすばやく移動することができます。
- フォルダアイコン付きのリンクは、ディポ内のファイルのディレクトリを表します。 ディレクトリリンク をクリックすると、そのディレクトリの内容が表示されます。
- 上矢印アイコン の[..]リンクをクリックすると、現在のディレクトリの親ディレクトリに移動することができます。
- ページの隅が折れたアイコン が表示されているリンクは、ディポ内の個々のファイルを表しています。 詳しくは、ファイルの表示を参照してください。
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[コミット]タブをクリックすると、現在のディレクトリ内のファイルに対する変更のリスト、または現在のディレクトリに含まれているディレクトリのリストが表示されます。 詳しくは、コミットを参照してください。
SwarmのUIにファイルやディレクトリが表示されると、そのファイルやディレクトリのリンクがSwarmによって作成されます。
「.git-fusion」などのようにピリオドで始まるディレクトリは、ディレクトリリストの最後に表示されます。 [.. ]リンクが表示される場合は、常に最初に表示されます。
同様に、「.htaccess」などのようにピリオドで始まるファイルも、ファイルリストの最後に表示されます。
削除されたファイルまたはフォルダを参照する
[削除されたファイルを表示]ボタンをクリックすると、Swarmでは削除されたフォルダとファイルの表示画面が切り替わります。
削除されたフォルダやファイルは、削除されていないエントリと比較してやや薄い色で表示されます。
ファイルの表示
Swarmがファイルの表示要求を受け取ると、そのファイルがSwarmで表示可能なタイプである場合、Swarmにはそのファイルのコンテンツが表示されます。
ボタン: 実際に表示されるボタンは、表示するファイルタイプによって異なります。
- ファイルのショートリンクを表示する場合は、[短縮URL]ボタンをクリックします。
- ファイルの各行を担当するユーザのユーザIDを識別する表示に列を追加する場合は、[担当]ボタンをクリックします。
- ファイルの内容を表示する場合は、[開く]ボタンをクリックします。周囲のページのマークアップは表示されません。
- ファイルを編集する場合は、[編集]ボタンをクリックします(ファイル編集機能を参照)。
- 圧縮ファイルをダウンロードする場合は、[.zipをダウンロード]ボタンをクリックします(Zip形式のアーカイブファイルのダウンロードを参照)。
- ファイルをダウンロードする場合は、[ダウンロード]ボタンをクリックします。
ファイルを開くと、ファイルサイズがデフォルトで1MBに切り捨てられます。 この制限値を増やす(または削除する)場合は、Swarmの構成可能変数を使用します。 詳細については、「ファイル構成」を参照してください。 この制限値は、ダウンロードしたファイルには適用されません。
Swarmでは、ファイル名とともに、ブレッドクラムで現在表示されているファイルのバージョン番号も表示されます。 例えば、以下のブレッドクラムは、バージョン2のJam.html
が表示されていることを示しています。
プレビュー表示されているファイルのバージョンがすでに削除されている場合、そのバージョン番号は赤で表示されます。
特定のファイルのすべてのバージョンを[コミット]タブで確認することができます。
テキストファイル
Swarmでは、行番号とともに、テキストファイル(HelixサーバのファイルタイプのUnicodeとUTF16を含む)のコンテンツが表示されます。 可能な場合、構文を強調表示して、ファイル内のさまざまな要素を容易に識別できるようにします。
Helixサーバのファイルタイプの詳細については、Helix Core P4コマンドリファレンスの「ファイルタイプ」を参照してください。
一部の非UTF8文字を表示するようにSwarmを設定することができます(非UTF8文字の表示を参照)。
ファイルの各行を担当するユーザIDを識別するための列を追加するには、[担当]をクリックします。
表示される各ユーザIDはリンクであり、これをクリックすると、チェンジリストと関連するテキストを表示します。 ユーザIDの表示が薄い場合、関連するテキストが上の行と同じチェンジリストのものであることを示します。 例えば上のスクリーンショットでは、「allison.c」というユーザIDが、行1、行10、行12を担当しています。
担当列のユーザIDの上にポインタを合わせると、ヒントが現れて関連するチェンジリストの記述が表示されます。
行が表示されていない場合は(空のファイルや保留中のファイルを表示している場合など)、[担当]ボタンが無効になります。
Markdownファイル
SwarmではMarkdownファイルが2つのタブで表示されます。
- Markdown: Markdownのコンテンツはデフォルトで表示されますが、未加工のHTMLコンテンツとJavaScriptコンテンツが実行されることを防ぐため、表示内容が制限されます。 これは、Swarmの管理者によって設定されます。Markdownを参照してください。 このタブは、Markdownファイルに対してのみ表示されます。
- 表示: テキストファイルが表示されるのと同様に、Markdownファイルの内容がプレーンテキストとして表示されます。
Markdownの有効なファイル拡張子は以下のとおりです。md、markdown、mdown、mkdn、mkd、mdwn、mdtxt、mdtext。
[Markdown]タブ
Markdownファイルの内容を表示するには、[Markdown]タブをクリックします。
[表示]タブ
Markdownファイルをプレーンテキストで表示するには、[表示]タブをクリックします。
画像
Swarmでは、Webセーフな画像が表示されます。
このサンプルの格子模様の背景は、ロゴの一部ではありません。透明な部分の識別に役立ちます。
多くのブラウザで、プラグインを追加することなくSVG画像を表示できるため、Swarmは、SVG画像の定義ではなくSVG画像自体を表示しようとします。 使用しているブラウザでSVGのネイティブ画像を表示できない場合は、壊れた画像アイコンが表示されます。
imagick (ImageMagickをPHPに統合するためのオプションモジュール)がインストールされている場合は、BMP、EPS、PSD、TGA、TIFFという画像形式もSwarmで表示することができます。
3Dモデル
Swarm 2014.1では、ブラウザで選択した3Dモデルファイルを表示することができます。
サポートされるファイルタイプは以下のとおりです。
- DAE - 参照されるすべてのWebセーフなテクスチャ画像が含まれます。
- STL - バイナリ形式およびASCIIバージョン形式の両方になります。
- OBJ - 参照されるすべてのMTLファイルと、Webセーフなテクスチャ画像が含まれます。
Swarmで3Dモデルを表示する場合は、汎用グリッドステージがレンダリングされ、その中央にモデルが配置され、ビューのサイズが見やすいサイズに変更されます。 切り替えコントロールが右上に表示されます。これを有効にすると、マウスでビューを制御することができます。有効にしない場合は、自動回転が許可されます(可能な場合)。
- マウスの左ボタンを長押しして、ビューの回転を開始します。 マウスの左ボタンを押しながらドラッグしてビューを回転します。
- マウスの右ボタンを長押しして、ビューのパンを開始します。 マウスの右ボタンを押しながらドラッグしてビューをパンします。
- マウスのホイールを上下に回転させて、ビューの倍率を調整します。
可能な場合は、2つ目のコントロールが現れて、モデルのサーフィスの表示とモデルのワイヤーフレームのみの表示を切り替えることができます。
使用しているブラウザでWebGLがサポートされていて、システムにハードウェアアクセラレーションが搭載されている場合、ハードウェアアクセラレーションを有効にすると、Swarmによってモデルがレンダリングされ、自動回転機能が有効になります。
使用しているブラウザでHTML5キャンバス要素とJavaScript TypedArraysがサポートされていて、システムにハードウェアアクセラレーションとWebGLが搭載されていない場合、Swarmによるモデルのレンダリングは実行されますが、自動回転機能は有効になりません。 レンダリングの速度は遅くなり、レンダリング品質は低くなる傾向があります。
HTML5 canvas要素もJavaScript TypedArraysもないブラウザでは、レンダリングが試行されることはなく、その代わりにユーザにはブラウザがサポートされていないことを示すメッセージが表示されます。
その他のファイルタイプ
その他のファイルタイプをSwarmで表示することもできますが、その場合は、別のモジュールを追加するか、LibreOfficeをSwarmのホストにインストールする必要があります。
Swarmで表示できないファイルタイプの場合、Swarmには[ダウンロード]ボタンとともに、そのファイルの履歴が表示されます。
ファイル編集機能
ファイル編集機能は、テクノロジプレビュー機能です。
テクノロジプレビュー機能:
テクノロジプレビューの機能は、現在はサポートされておらず、機能的に完ぺきではないかもしれません。また、生産での展開に適していないかもしれません。 これらの機能は、将来のリリースでフルサポートを提供するという目標のために、興味をもっていただきフィードバックをいただくために提供しています。 フルサポートになるまでの間、テクノロジプレビュー機能に関するフィードバックおよび機能に関するご提案を歓迎しています。
要件:
- ファイルの編集権限が必要です。
- ファイルの編集中にそのファイルのバージョンが変更された場合や、そのファイルの最新リビジョンディポ内のファイルの最新リビジョン。 ファイルリビジョンには昇順で番号が割り振られるため、最新リビジョンはそのファイルで一番大きい番号の付いたリビジョンです。 を編集しなかった場合、ファイルに対する変更内容をコミットすると、そのファイルの現在の最新リビジョンが上書きされます。
- [ファイル]ブラウザページのファイル編集機能は、デフォルトで有効になっていますが、Swarmの編集者は、ファイル編集機能を無効にすることができます(allow_editsを参照)。
最新リビジョンが上書きされても問題ないかどうかが不明な場合は、ファイルに対する変更内容を保留するのが安全な方法です。この方法の場合、ファイルの最新リビジョンは上書きされず、保留されている変更内容をコミットする際に、衝突を手動で解決することができます。
Swarmの[ファイル]ブラウザページで、ファイルを編集することができます。編集内容は、保留することもコミットすることもできます。
Swarm の[ファイル]ページでファイルを編集するには、以下の手順を実行します。
- [ファイル]ページで、目的のファイルに移動します。
- ファイル上部の[編集]ボタンをクリックしてファイルエディタを開きます。
- ファイルを編集し、チェンジリストの説明を入力します。
- ファイルをコミットする場合は[コミット]をクリックし、ファイルを保留する場合は[保留]をクリックします。
任意: [チェンジリストの説明]フィールドにレビューキーワードを含めることにより、変更内容に対するレビューを作成することも、既存のレビューにチェンジリストを追加することもできます。 レビューキーワードを使用してレビューを作成する方法と、レビューキーワードを使用してチェンジリストをレビューに追加する方法については、レビューを作成とレビューにチェンジリストを追加するを参照してください。
変更内容を破棄する場合は[変更を破棄する]をクリックし、確認画面で変更内容の破棄を確定します。
Zip形式のアーカイブファイルのダウンロード
Helixサーバで選択したファイルやフォルダをZIP形式のアーカイブファイルとしてダウンロードするには、[.zipをダンロード]ボタンを使用します。 これにより、ファイルのコピーをクライアントを設定することなく容易に取得できるようになります。
zipコマンドラインツールがSwarmサーバにインストールされていない場合、[.zipをダウンロード]ボタンは表示されません。
[.zipをダウンロード]ボタンをクリックすると、Swarmによって以下の手順が実行されます。
- ファイル/フォルダのスキャン:
- Helix Coreサーバの保護設定に従い、操作を実行するユーザが、ファイルやフォルダ内のコンテンツに対する権限を持っているかどうかを確認します。
- ファイル全体のサイズがSwarmで処理可能なサイズであるかどうかを確認します。
- Helix Coreサーバで、ファイルのコンテンツをSwarmサーバに対して同期します。
- ファイルのコンテンツを圧縮してZIP形式のアーカイブファイルを作成します。
- 生成されたZIPアーカイブファイルのダウンロードを開始します。
- Swarmは、生成されたZIPアーカイブをキャッシュに格納することにより、同じファイルやフォルダに対する要求が繰り返し発行された場合に、同期処理や圧縮処理を可能な限りスキップするため、上記の手順の一部が実行されない場合があります。
- スキャン、同期、または圧縮の実行中にエラーが発生した場合は、Swarmによってそのエラーが表示されます。