Helix Swarmユーザワークフローガイド (2020.1)

ワークフローをプロジェクトまたはブランチに追加する

以下の手順は、この章の最初で説明したワークフローに基づいています(ワークフローに関する詳しい手順を参照)。

このセクションでは、ワークフロー最小賛成票をプロジェクトやプロジェクトブランチに追加する方法についてのみ説明します。 その他のプロジェクト設定の説明については、「プロジェクトを追加する」を参照してください。

  1. Swarm[プロジェクト]ページで、[+ プロジェクトを追加]ボタンをクリックします。

    注意
    • プロジェクトの追加権限は、管理者だけに制限することも、特定のグループのメンバーだけに制限することもできます。 プロジェクトの追加権限が制限されている場合、管理者以外のユーザや、特定のグループに属しているユーザには、[+ プロジェクトを追加]ボタンは表示されません。
    • デフォルトでは、プロジェクトのすべてのメンバーがプロジェクト構成を編集することができます。 管理者は、プロジェクトの名前とブランチの定義が変更されないようにSwarmを設定することができます。
    ヒント

    ワークフローの共有機能をオフにしても、そのワークフローの共有時に関連付けられていたプロジェクトやブランチは、関連付けられたままになります。

    共有機能をオフにしたワークフローに関連付けられているプロジェクトやブランチを編集すると、このワークフローを所有していない場合であっても、[ワークフロー]フィールドにそのワークフローの名前が引き続き表示されます。 このワークフローをプロジェクトやブランチから削除すると、そのワークフローを所有していない限り、[ワークフロー]ドロップダウンリストにそのワークフローが表示されなくなります。

    プロジェクトの[設定]ページが表示されます。

    [プロジェクトの追加]ページの画像
  2. 最小賛成票: ここでは、値として「3」を設定します。

    指定されている[最小賛成票]の要件が満たされた状態ですべての必須レビュー担当者がレビューに賛成票を入れない限り、レビューを承認することはできません。

    • 複数のプロジェクトやブランチにまたがるレビューを承認するには、それらすべてのプロジェクトやブランチで[最小賛成票]の要件を満たす必要があります。
    • 賛成票をカウントする場合は、必須レビュー担当者による投票が対象になります。
    • プロジェクトやブランチに関連付けられているワークフローに対して[次の賛成票をカウント]ルールを[メンバー]に設定した場合、そのプロジェクトのメンバーによる賛成票のみが、プロジェクトやブランチの[最小賛成票]の値としてカウントされます。 [次の賛成票をカウント]ルールの詳細については、「ワークフロールール」を参照してください。
    • 重要

      ワークフロー機能が無効になっている場合、プロジェクトメンバーの投票のみでなく、すべての投票がカウントされます。

    重要

    対象となる[最小賛成票]の値が、レビューのレビュー担当者の数よりも大きい場合、そのレビューを承認することはできません。 すべてのレビュー担当者がそのレビューに賛成票を入れた場合であっても、この条件は変わりません。

  3. ワークフロー: ここでは、ワークフローの作成セクションで作成したワークフローを選択します。

    ヒント
    • プロジェクトに関連付けられているワークフローは、そのプロジェクト内のすべてのブランチで使用されます。
    • プロジェクトブランチにワークフローが関連付けられている場合、親プロジェクトのワークフローは無視され、ブランチのワークフローが使用されます。

    ワークフローの詳細と、プロジェクトのワークフローとブランチのワークフローの関係については、「ワークフローの基礎」を参照してください。

  4. [+ ブランチを追加]をクリックします。

    ブランチのドロップダウンダイアログの画像
    1. ワークフロー: ここでは、[プロジェクトから継承]を選択します。これにより、プロジェクトで設定したワークフローがメインブランチで使用されます。

      ヒント
      • プロジェクトに関連付けられているワークフローは、そのプロジェクト内のすべてのブランチで使用されます。
      • プロジェクトブランチにワークフローが関連付けられている場合、親プロジェクトのワークフローは無視され、ブランチのワークフローが使用されます。

      ワークフローの詳細と、プロジェクトのワークフローとブランチのワークフローの関係については、「ワークフローの基礎」を参照してください。

    2. 最小賛成票: ここでは、[プロジェクトから継承]を選択します。これにより、プロジェクトで指定した設定がメインブランチで使用されます。

      指定されている[最小賛成票]の要件が満たされた状態ですべての必須レビュー担当者がレビューに賛成票を入れない限り、レビューを承認することはできません。

      • 複数のプロジェクトやブランチにまたがるレビューを承認するには、それらすべてのプロジェクトやブランチで[最小賛成票]の要件を満たす必要があります。
      • 賛成票をカウントする場合は、必須レビュー担当者による投票が対象になります。
      • プロジェクトやブランチに関連付けられているワークフローに対して[次の賛成票をカウント]ルールを[メンバー]に設定した場合、そのプロジェクトのメンバーによる賛成票のみが、プロジェクトやブランチの[最小賛成票]の値としてカウントされます。 [次の賛成票をカウント]ルールの詳細については、「ワークフロールール」を参照してください。
      • 重要

        ワークフロー機能が無効になっている場合、プロジェクトメンバーの投票のみでなく、すべての投票がカウントされます。

      重要

      対象となる[最小賛成票]の値が、レビューのレビュー担当者の数よりも大きい場合、そのレビューを承認することはできません。 すべてのレビュー担当者がそのレビューに賛成票を入れた場合であっても、この条件は変わりません。

  5. [保存]をクリックします。

    注意

    いずれかの必須フィールドに値が入力されていない場合は、[保存]ボタンが無効になります。

    重要

    自分が編集できないプロジェクトを作成することもできます。 自分ではないユーザを所有者として指定し、自らをメンバーとしても指定しなかった場合にこのような状態になります。 Swarmは、ユーザがプロジェクトを保存する際に、こうした状態を検出することができます(ただし、すべてを検出できるわけではありません)。こうした状態が検出された場合は、警告ダイログが表示されます。

    このダイアログが表示された場合に[続行]をクリックすると、自分の所有権とメンバーシップを除いてプロジェクトが保存されます。プロジェクトの編集を続行する場合は、[キャンセル]をクリックします。 このダイアログが表示されている間は、プロジェクトページの[保存]ボタンと[キャンセル]ボタンが無効になります。

  6. これで、このプロジェクト内のレビューに対して、Swarmのワークフローを使用することができます。