p4 clone

新しいローカルのHelixサーバを、リモートサーバからクローンします。

構文規則 

p4 [-u user] [-d dir] [-c client] clone [-m depth] [-v] -p port -r remote
p4 [-u user] [-d dir] [-c client] clone [-m depth] [-v] -p port -f filespec

説明

リモートサーバからクローンを作成する場合に、ローカルサーバの作業したい部分の 内容をコピーします。

オプション

-c client

クライアント名を指定します。指定がない場合、デフォルトはp4 initコマンドで設定された名前になります。

-d directory

新しいHelixサーバを初期化するディレクトリを指定します。 指定がない場合、デフォルトは現在のディレクトリになります。

-f filespec

リモートサーバのfilespecをクローンへのパスとして指定します。 Helix Coreサーバは、このパスを使用して、 ローカルサーバ内のストリームのセットアップを決定します。 Helixサーバもこのファイル仕様を使用して、 個人サーバ内のストリームのセットアップを決定します。 ファイル仕様を指定すると、originというデフォルトのリモート仕様が 作成されます。

ファイル仕様の前の「-f」は、指定してもしなくてもかまいません。 p4 clone //file/pathという形式でコマンドを実行してもかまいません。

-m depth

クローンにする各ファイルのリビジョンの最大数であるshallowクローンを指定します。

-p port

クローンを作成したいリモートサーバのアドレス(P4PORT)を指定します。

このフラグの指定は任意です。このフラグを指定しなかった場合、P4PORT環境変数を使用して 指定されたリモートサーバがp4 cloneで使用されます。

-r remotespec

クローンとストリームのセットアップのテンプレートとして、リモートサーバに インストールされたリモート仕様呼び出しremotespecを指定します。

-u username

Helixサーバユーザを指定します。

-v

冗長モードを有効にします。

使用上の注意点

ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか？ ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか？ 最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外

リモートサーバ上のread。

例

p4 -u bruno -d Ace clone -p perforce:1666 -f //depot/main/...

ユーザbrunoとして、サーバperforce:1666のクローンを作成し、 リモートサーバのパス「//depot/main/...」からファイルと履歴のみを取得します。

関連コマンド

Helixサーバを初期化する

p4 init