構成可能変数

構成可能変数でHelix Coreサービスをカスタマイズできます。

いずれかのアルファベットをクリックすると、そのアルファベットから始まる構成可能変数の詳細を確認することができます。

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サーバに影響する構成可能変数

p4 configure showを実行すると、対象となるサーバの現在の構成が表示されます。

p4 configureを使用して、 Helixサーバに影響する構成可能変数を設定または設定解除します。 これらの構成可能変数は、p4 help configurablesでも記述されます。サーバの構成可能変数の設定オプションとその優先順についての詳細は、「p4 configure」を参照してください。

ヒント
  • サーバ仕様のDistributedConfigフィールドに、デフォルト値以外の値が設定されている各構成可能変数用の行が表示されるようになりました。このフィールドで、値を編集したり、新しい行を追加して、別の構成可能変数をデフォルト値以外の値に設定したり、その行を削除して、構成可能変数の値をデフォルト値に戻したりすることができます。
  • スーパーユーザは、p4 configure historyコマンドを使用して、構成可能変数の値に対する変更内容の履歴を追跡することができます。

サーバの再起動

ほとんどの構成可能変数は動的に設定できます。構成可能変数のサブセットを使用するには、サーバを停止して再起動する必要があります。構成可能変数のアルファベット順リストで、以下の注意事項を探します。

この構成可能変数の値を変更した後、サーバを明示的に「停止」する必要があります。

注意

p4 admin restartを実行するだけでは不十分です。

UNIXを使用している場合は、「Perforceサービスを停止する」および「Perforceサービスを開始する」を参照してください。

Windowsを使用している場合は、「Helixサーバを開始および停止する」を参照してください。

クライアントに影響する構成可能変数

クライアントに影響する構成可能変数の設定は、次の方法で行います (優先度順に示されています)。

  • コマンドラインのグローバルオプションとして、サーバ起動時に渡します。 以下に例を示します。

    $ p4 -u bruno -p perforce:1666 sync
  • P4CONFIGファイルのエントリとします。 構成可能変数を、次のように設定します。

    P4USER=bruno
    P4PORT=perforce:1666

    次の構成可能変数はconfigファイルに設定できます。 また、p4 help environmentコマンドでリストされた変数を設定することもできます。

  • P4ENVIROファイルのエントリとします。

    P4ENVIROファイルとP4CONFIGファイルを両方使用して 環境変数を定義できます。

    • ワークスペースごとに異なる値を使用する変数にはP4CONFIGファイルを使用します。
    • すべてのプロジェクトで同じ値を使用する変数にはP4ENVIROファイルを使用します P4CONFIGファイルに設定される値は、P4ENVIROファイルの値をオーバーライドします。
  • WindowsおよびmacOSでは、p4 setコマンドで設定します。 以下に例を示します。

    $ p4 set P4PORT=ssl:tea:1666

プロキシに影響する構成可能変数

プロキシに影響する構成可能変数の設定は、次の方法で行います。

  • コマンドラインオプションを使用します。以下に例を示します。

    $ p4p -p tcp64:[::]:1999 -t central:1666 -r /var/proxyroot -v proxy.monitor.level=2
  • 環境変数を使用する
  • Windowsでp4 setコマンドを使用します。

    C:\> p4 set -S "perforce_proxy" P4POPTIONS="-v myconfig=myvalue"