ページ ツリー

 コンテンツ

Helix QAC 2019.1(QAC 9.6.0/QAC++ 4.4.0)以降


デッドロックやデータ競合など、マルチスレッドプログラミングに特有の問題点を検出するための解析が追加されました。


MTAは次の特徴をもちます。

・翻訳単位の集合に対して解析が実行される

データフロー解析(DFA)の結果を利用する

・翻訳単位内で検出された問題点を1700番台の警告メッセージで出力する 
 (『マルチスレッド解析(MTA)のメッセージ』参照)

MTAはDFAの結果を利用するため、DFAを実施していない場合はMTAを行うことはできません
 またDFA を実施するには、DFAを除く『1次解析』がエラーなく完了している必要があります