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警告メッセージのON/OFFの設定を含むルール設定ファイル(RCF)、メッセージパーソナリティについては、古いバージョンの設定を単純に新しいバージョンに移行する方法はありません。
理由は、QAC/QAC++のアップグレードに伴って多くの警告メッセージが追加されるためです。
また、警告メッセージは削除、統合、分割が行われる場合もあります。
古いバージョンで使用していた警告メッセージだけを新しいバージョンでも使用するのであれば、簡単に移行することができますが、アップグレードに伴う警告メッセージの追加、削除、統合、分割は一切考慮されないことになりますので、アップグレードの効果が薄れてしまいます。
次の手順で新しいバージョン用の設定を作成することをお勧めします。
手順
1.古いバージョンの設定がどのように作成されたものかを確認します。
多くの場合、QAC/QAC++またはMISRA Cなどのコンプライアンスモジュールに付属の設定ファイルをベースにされています。ベースとなる設定ファイルが不明の場合、古いバージョンのバージョン番号と設定ファイルをサポート(ss_support@toyo.co.jp)までお知らせください。
2.ベース設定ファイルが確認できたら、新しいバージョンでも対応するベースファイルを使用します。
新しいバージョンで対応するベースファイルが不明の場合、古いバージョンの設定ファイルと、新しいバージョンのバージョン番号をサポート(ss_support@toyo.co.jp)までお知らせください。
3.古いバージョンで、ベースの設定から編集されているか(追加、削除された警告メッセージの有無など)
を確認します。
設定が編集されているか不明の場合、古いバージョンのバージョン番号と設定ファイルをサポート(ss_support@toyo.co.jp)までお知らせください。
4.古いバージョンのベースの設定から編集されている警告メッセージについて、新旧バージョン間で変更
があるか確認します。
『バージョンによる警告メッセージの差』をご覧ください。
5.手順2で確認した新しいバージョンのベースファイルに、手順4で確認したメッセージの編集を行います