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質問

クエリタイムアウト・関数タイムアウトの設定可能な最大値を教えてください。 

回答

現実的な範囲では設定可能な最大値に制限はありません。

正確には設定可能な最大値は、32ビット符号付き整数で表現可能な最大値です。
クエリタイムアウト・関数タイムアウトは"ミリ秒"単位での設定となるため、
この最大値を設定すると、タイムアウトの設定は約25日になります。

クエリタイムアウト・関数タイムアウトの設定値は、QAC/QAC++による解析完了を待つ時間です。
(詳しくは『クエリタイムアウト』『関数タイムアウト』をご覧ください)

通常、解析対象のコードには複数の関数が含まれています。その中で、特に解析に時間のかかる関数が
2つであったとしても、最大値を設定しますと 25日 x 2 で約50日間解析完了を待つ設定となります。

QAC/QAC++による解析完了を何十日間も待つことは現実的ではなく、また待ったとしても、そのように
長い時間を要する解析ではメモリ不足が発生する可能性が高くなります。

現実的にはQAC/QAC++による解析完了を待つことができる時間は、長くとも数日であると考えており、
従って、"現実的な範囲では設定可能な最大値に制限はない"とご案内しております。