概要

JavaScriptを使用してP4Dサーバに登録されているファイルに対してクエリ検索を行えるようになりました。
特定の操作を登録することで、クエリの結果をHTMLページへ表示することができます。

このページでは、"ファイル履歴を検索した結果を表示する"手順を紹介します。

手順

1.HTML操作を有効にする
  ① メニューの[ 編集 ] → [ プリファレンス ]から"プリファレンス"画面を開きます。

  ② [ HTMLツール ]を選択し、[ HTMLツールを有効にする ]にチェックをいれ、[ OK ]をクリックします。

 ③ 変更を有効にするため、P4Vを再起動します。

 

2.HTMLウィンドウ操作を追加する
  ツール ]→[ ツールを管理 ]→[ HTMLウィンドウ ]から"HTMLウィンドウを管理"画面を開きます。

 "HTMLウィンドウを管理"画面で新規 ]をクリックし、ウィンドウ ]を選択します。

 

 

"HTMLウィンドウを編集"画面で以下の設定をします。

① メニューの名称を任意で設定します。ここでは例として、”ファイル履歴の表示”と指定しています。

② 次の項目を指定します。

 ■ 利用可能なP4Vコンテキストメニューに追加
  チェックを入れることで、P4V画面上の右クリックからメニューを選択できるようになります。

 ■ URL
  動作させるHTMLファイルを指定します。
  例として、インストール時に同梱される"fileinfo.html"を指定しています。

 ■ 引数タイプ
  HTML内のクエリへ渡す引数を指定します。
  例として、ファイル情報をディポパスで渡すため、"%D"を指定しています。

 ■ 幅/高さ
  クエリ結果を表示させるウィンドウサイズを指定します。

③ 全ての項目にチェックを入れます。
  設定完了後、[ OK ]をクリックします。

"HTMウィンドウを管理"画面に戻り、[ OK ]をクリックします。

設定は以上です。


3.ファイル履歴の表示例

手順1,2を完了させることで、P4Vの右クリックメニューからファイル履歴をHTML表示させることが
できます。
独自のHTMLページを準備し、運用に適した情報に加工して表示させることが可能です。

表示例: