レプリカが構築されている場合、マスターサーバの前にレプリカサーバをアップグレードします。
レプリカサーバからレプリカサーバを複製している場合は、マスターから最も遠いレプリカサーバから順にアップグレードします。
全サーバのアップグレードが完了するまでは、各レプリカサーバは停止したままにしてください。
1.レプリカとマスターの同期を確認します
※サーバが複数台ある場合はマスターサーバから最も遠いサーバから順に作業します
① ジャーナルの確認
p4 pull -lj |
Current replica journal state is: Journal 0, Sequence 1194468. |
② バージョン化ファイルの確認
p4 pull -ls |
File transfers: 0 active/0 total, bytes: 0 active/0 total. |
2.レプリカサーバを停止します
p4 admin stop |
3.レプリカサーバのチェックポイントを取得します
p4d -r <レプリカサーバのルートディレクトリ> -J journal -jd checkpoint |
4.レプリカサーバの p4d を新しいバージョンのものに置き換えます
5.レプリカのデータベースをアップデートします
p4d -r <レプリカサーバのルートディレクトリ> -J journal -xu |
マスターサーバの作業が完了するまで、停止したままにしておいてください |
1.マスターサーバを停止します
p4 admin stop |
2.マスターサーバのチェックポイントを取得します
※ prefix(ファイル名) は通常チェックポイントを作成する際に使用しているものと同じ prefix を使用します
p4d -r <マスターサーバのルートディレクトリ> -J journal -jc prefix |
必ずチェックポイントを取得してください。 |
3.マスターサーバの p4d を新しいバージョンのものに置き換えます
4.マスターのデータベースをアップデートします
p4d -r <マスターサーバのルートディレクトリ> -J journal -xu |
1.マスターサーバを起動します
p4d -r <マスターサーバのルートディレクトリ> -J journal -d |
2.レプリカサーバを起動します
※複数台ある場合は、マスターサーバに最も近いサーバから順に起動します
p4d -r <レプリカサーバのルートディレクトリ> -J journal -d |