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説明

ログファイルを構造化形式(.csv)で書き込むようにPerforceサーバを構成することができます。
構造化ログファイルには一般的なログファイルよりも詳細な情報が含まれ、より解析しやすくなっています。

詳細な情報が含まれる分、相当量のディスクスペースが消費される可能性があります。
ローテート設定を併せて行っていただくことをお勧めします。

ログ設定例

構造化ログ記録を有効にするには、serverlog.file.N 設定可能変数にファイル名を設定します。

 構造化ログファイルに有効なファイル名は決められています。任意の名前を使用したファイルにはデータが記録されません。
下記ページのリストを参照し、ファイル名を設定してください。

「Helix Coreサーバ管理者ガイド: 基本」-構造化ログを有効にする

監査ログ、コマンドログの設定を例として説明します。

監査ログ設定例
p4 configure set serverlog.file.2=audit.csv
コマンドログ設定例
p4 configure set serverlog.file.4=commands.csv 

ローテート設定例

構造化ログファイルのローテートには、以下の設定が可能です。

1.ログファイルサイズの設定
ログファイルをローテートするファイルサイズをMBで指定します。

ログサイズ設定例(MB/ファイル)
p4 configure set serverlog.maxmb.2=10
p4 configure set serverlog.maxmb.4=40

2.ログファイル世代数の設定
保存するログファイルの世代数を指定します。

ローテート保存数設定例(世代保持)
p4 configure set serverlog.retain.2=2
p4 configure set serverlog.retain.4=3

3.ローテート番号カウンタ設定
ログファイルにローテート番号を追記する場合、カウントを設定します。

ログファイルへのローテート番号設定例
p4 configure set serverlog.counter.2=log2
p4 configure set serverlog.counter.4=log4