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質問
Helix Swarmを構築し、ログイン確認を行っています。
Helix Coreサーバにはログインできるのですが、同じユーザ名、パスワードを使用しても、Helix Swarmへの接続に失敗してしまいます。
Helix Coreサーバのユーザ名、パスワードを使用してHelix Swarmへの接続する方法はありますか?
回答
Helix Swarmがログイン要求をHelix Coreサーバに渡すとき、Helix CoreサーバはHelix Swarmをプロキシとして取り扱います。
そのため、プロキシ用の設定を行う必要があります。
以下のいずれかの方法で、Helix Swarmへの接続を設定することができます。
1."p4 protect"の保護テーブルでホストフィールドに"proxy-"を付与した行を追加登録する
2.構成可能変数"dm.proxy.protects"に"0"を設定する
手順
■ p4 protectの保護テーブルでホストフィールドに"proxy-"を付与した行を追加登録する
Swarmがログイン要求を渡すとき、HelixサーバはSwarmをプロキシとして取り扱います。
そのため、プロキシ用の設定をプロテクションテーブルに追加します。
プロキシ用の設定はホストフィールドの先頭に"proxy-"を付与します。
super user super * //...
admin user bruno 192.168.56.* //...
admin user bruno proxy-192.168.56.* //...
※ 通常"p4 protect"のホストフィールドには許可するクライアントホストのIPアドレスを設定しますが、
config.phpで定義されているswarmユーザについては、IPベースの設定に制限があるため、
"* (ワイルドカード)"を使用する必要があります。
■ 構成可能変数"dm.proxy.protects"に"0"を設定する
"dm.proxy.protects"はユーザが与えられたIPアドレスから、プロテクションテーブルのIPアドレスの使用に従いサーバにアクセスできるかを判断する構成可能変数です。デフォルトでは"1"に設定されており、接続が中間サーバを通している場合はプレフィックス"proxy-"がクライアントのIPアドレスに追加されます。
"dm.proxy.protects"の値を"0"とすることで中間サーバを通した接続に"proxy-"のプレフィックスが付かないようにすることができます。
p4 -p server:port configure set dm.proxy.protects=0
※server:port:Helixサーバの情報を指定
super user super * //...
admin user bruno 192.168.56.* //...