Page tree

 コンテンツ

説明

Windows環境における、単体P4Dサーバでのアップグレード手順(2019.1->2020.1)は以下の通りです。

手順

1.チェックポイントの取得
アップグレード作業前に、問題が発生した場合に復旧できるよう、チェックポイント作成を実施します。

実行コマンド例:チェックポイント作成

> p4 -p server:port -u super admin checkpoint

server:port:対象のP4Dサーバを指定
super:スーパ権限ユーザを指定


2."p4d.exe"と"p4s.exe"の配置先確認
WindowsサーバのP4Dサーバアップグレード作業は、ファイル置き換えです。
置き換え対象のファイルは、"p4d.exe""p4s.exe"の2つです。
対象の2ファイルの、現時点での配置先を確認します。

実行コマンド例:配置先確認

> where p4d.exe
C:\Program Files\Perforce\Server\p4d.exe

> where p4s.exe
C:\Program Files\Perforce\Server\p4s.exe

※ この場合、"C:\Program Files\Perforce\Server"配下にある"p4d.exe""p4s.exe"が置き換え対象です。


3.P4Dサーバの停止
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドからPerforceサービスを停止します。

実行コマンド例:サービス停止

> sc stop Perforce

"p4 info"コマンドを実行し、P4Dサーバへアクセスできないことを確認します。

確認コマンド例

> p4 -p server:port -Ztag info

server:port:対象のP4Dサーバを指定


4.ファイルのダウンロード
以下のリンクよりファイルをダウンロードし、任意フォルダに一時的に配置します。

ファイルのダウンロード

一時配置先例:この手順では、"c:\tmp"上に"new"フォルダを作成し、配置しています。

C:\tmp\new\p4d.exe

C:\tmp\new\p4s.exe

C:\tmp\new\p4.exe


5.旧バージョンの"p4d.exe"、"p4s.exe"を移動
新バージョンのプログラムと置き換えるため、旧バージョンのファイルを移動します。
この手順では、"c:\tmp"上に"backup"フォルダを作成し、移動させます。

フォルダ作成コマンド例

> md C:\tmp\backup

移動コマンド例

> move "C:\Program Files\Perforce\Server\p4d.exe" c:\tmp\backup
> move "C:\Program Files\Perforce\Server\p4s.exe" c:\tmp\backup

期待するコマンド結果

1 個のファイルを移動しました。


6.新バージョンの"p4d.exe"、"p4s.exe"を配置
新バージョンのプログラムを配置します。 

移動コマンド例

> move "C:\tmp\new\p4d.exe" "C:\Program Files\Perforce\Server"
> move "C:\tmp\new\p4s.exe" "C:\Program Files\Perforce\Server"

期待するコマンド結果

1 個のファイルを移動しました。


7.p4dコマンドからバージョンを確認
置き換えたプログラムにより、p4dバージョンがアップグレードしていることを確認します。

p4dバージョン確認コマンド例

> p4d -V

期待する結果

...
Rev. P4D/NTX64/2020.1/2051818 (2020/12/08).
License: none

p4sバージョン確認コマンド例

> p4s -V

期待する結果

...
Rev. P4D/NTX64/2020.1/2051818 (2020/12/08).
License: none


8.データベーススキーマの更新
アップグレードによりデータスキーマの更新が必要となります。
以下のコマンドを実行し、データベーススキーマを更新します。

データベーススキーマ更新コマンド例

> p4d -r "C:\Program Files\Perforce\Server" -xu

期待する結果

Upgrades will be applied at server startup.


9.P4Dサーバの起動
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドからPerforceサービスを起動します。

サービス起動コマンド例

> sc start Perforce

"p4 info"コマンドを実行し、P4Dサーバへアクセスできることを確認します。

確認コマンド例

> p4 -p server:port -Ztag info

server:port:対象のP4Dサーバ

期待する結果

Server version: P4D/NTX64/2020.1/2051818 (2020/12/08)


10.P4コマンドのアップグレード
P4Dサーバのアップグレードが完了した後、サーバマシン上のP4コマンドをアップグレードします。
Windows環境の場合、P4コマンドのアップグレードもファイルの置き換えとなります。

① 旧バージョンのP4コマンドを任意のフォルダへ移動します。

移動コマンド例

>move "C:\Program Files\Perforce\p4.exe" c:\tmp\backup

期待するコマンド結果

1 個のファイルを移動しました。

② 新バージョンのP4コマンドを旧バージョンが配置されていたフォルダへ配置します。

移動コマンド例

>move "C:\tmp\new\p4.exe" "C:\Program Files\Perforce"

期待するコマンド結果

1 個のファイルを移動しました。

P4バージョンを確認します。

バージョン確認コマンド

> p4 -V

期待するコマンド結果

...
Rev. P4/NTX64/2020.1/2051818 (2020/12/08).

アップグレード手順は以上です。