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『メトリックスの閾値』や『命名規則のチェック』の解析を行う場合、QAC/QAC++のデフォルトのメッセージを使用することができますが、ユーザメッセージを使用すると、より詳細な警告メッセージを出力させることができます。
ユーザメッセージは6000-9999番の警告メッセージとして定義することができます。
作成手順
QAC 8.2.2 / QAC++ 3.2.2 (PRQA Framework 1.0.5) 以降
1.メッセージを定義するコンポーネントを確認します。
注)『CMAで計測されるメトリックス』の閾値チェックのために使用するユーザメッセージを定義する場合、メッセージを定義するコンポーネントは rcma コンポーネントです
注)『命名規則のチェック』のために使用するユーザメッセージを定義する場合、メッセージを定義するコンポーネントは namecheck コンポーネントです
2.プロジェクトプロパティの[ 解析 ]タブで、"解析ツールチェーン" に 1. で確認したコンポーネントを設定した状態で、コンポーネント右のアイコンをクリックします。
3.メッセージID、重要度、テキストを入力し、[ 作成 ]ボタンを押します。
- メッセージID:警告メッセージ番号です。6000-9999が使用できます
- 重要度:『メッセージの重要度』です。0-9が使用でき、値が大きいほど重要であるという意味です
※QAC 9.3.1/QAC++ 4.1.0(PRQA Framework 2.2.1)以降のみ - テキスト:警告メッセージの本文です
作成されたユーザメッセージは以下に保存されます。
<ユーザデータ領域>\<Helix QAC (PRQA Framework)バージョン>\user_library\user_messages\messages.xml
※ユーザデータ領域については『こちら』をご覧ください