ページ ツリー

 コンテンツ

Tips

Gitが提供する"git-p4"コマンドを使用することで、PerforceサーバのデータからGitリポジトリを作成することができ、このリポジトリを使用して、互いの環境における変更を共有することができます。

git-p4のセットアップ手順は以下の通りです。

手順

1.Pythonバージョンの確認

実行クライアント環境にインストールされているPythonバージョンを確認します。
※"git-p4"はPythonスクリプトとなり、Pythonバージョン2.4以上で動作します。
※Pythonバージョン3.6以降では動作をサポートしておりません。

バージョン確認コマンド:Windows

> python --version

バージョン確認コマンド:Linux

# python --version

2."git-p4"の取得

"git-p4"(git-p4.py)は、Gitのインストールと同時に以下のディレクトリに格納されます。

ファイル確認のため、実行クライアント環境のOSに適した、以下のコマンドを実行します。

ファイル確認コマンド例:Windows

> dir "C:\Program Files\Git\mingw64\libexec\git-core\git-p4"

ファイル確認コマンド例:Linux

# ls -l git-p4.py

※Linux環境例では、バージョン2.9.5を使用しており、解凍後に生成されるディレクトリへ移動しています

3."git-p4"の配置

"git-p4"を使用できるように各OS環境に適したディレクトリに配置します。

 ● 配置先

  Windows C:\Program Files\Git\bin

  Linux   /usr/local/bin

4.".gitconfig"ファイルの編集

"git-p4"をコマンドとして認識させるために、".gitconifg"へエイリアスを追加します。

記述例:Windows

[alias]
   p4 = !'C:\\Program Files\\Git\\bin\\git-p4'

記述例:Linux

[alias]
   p4 = /usr/local/bingit-p4

  

■ 日本語Path、コメントを取り扱う場合、以下の設定を追加します。

※既に設定されている場合は対応不要です。

記述例:Windows/Linux共通

[core]
   quotepath = false


セットアップ手順は以上となります