子ページ
  • Helix Core 2019.1 アップグレード時の注意点

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 Helix Core 2019.1 アップグレード時の注意点
 ---------------------------------
・Helix Core: 2019.1
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2019年11月
株式会社東陽テクニカ

いつも、高速ソフトウェア構成管理ツール Perforce Helix をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このドキュメントでは、弊社が2019年11月にリリースしたPerforce Helix(Helix Core:2019.1)へアップグレードされる場合の
注意事項について説明いたします。

--------------------------------------------------------------------------------
【重要】Helix Core(P4D)のアップグレードについて
--------------------------------------------------------------------------------

- アップグレードを行うには、ライセンスファイルが有効でなければなりません。
  失効したライセンスでは、アップグレードした Helix Core を起動できません。

- アップグレードの前には、データベースのチェックポイントを作成し、バージョン化ファイルとともに
  バックアップしてください。

- いったんアップグレードしたデータベースは、ダウングレードできません。

- アップグレード前のバージョンが 2013.2 以下である場合は、スキーマのアップデート(p4d -xu)を行う前に、
  データベースフォーマットのアップデート(p4d 2017.2 によるチェックポイントからのリストア)が必要です。

- P4D2019.1より、"db.archmap"テーブルが廃止され、"db.storage"テーブルが代わりに新設されました。 
 "db.storage"テーブルは"db.rev"テーブルから構築されます。
 "db.rev"テーブルのサイズが大きい場合、これにより、"p4d -xu"コマンド実行に時間がかかる場合があるため、
 コマンドを途中終了しないように注意してください。データベースフォーマットのアップデート手順は、次のとおりです。

1. Helix Core(p4d)を停止させます。
2. 旧バージョンの p4d を使って、データベースのチェックポイントを作成します。(p4d -jc)
3. 現状のデータベース(db.* ファイル)を別の場所に退避します。
4. バージョン 2019.1 の p4d を使って、そのチェックポイントから新規のデータベースをリストアします。(p4d -jr)


--------------
お問い合わせ先
--------------

株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・ソリューション
Perforce 技術サポート ss_support@toyo.co.jp
TEL 03-3245-1248
FAX 03-3246-0645

弊社ホームページでは、Perforce の製品情報や技術情報を公開しております。
ご参考にしていただければ幸いです。
http://www.toyo.co.jp/ss/perforce/