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質問

"p4 integrate" コマンドの "-R" オプションは、どのような場合に使用しますか?

回答

Integration Engine3では、自動で解決される内容を、手動に切替えて実行したい場合に使用するオプションです。
"-Rb"、"-Rd"、"-Rs"オプションについて説明します。

説明

■ "-Rb"オプション

新しい反映先ファイルにブランチする代わりに「衝突解決の結果」をスケジュールするオプションです。
反映元に新しいファイルが追加され、その情報が反映先にマージされる場合、新しいファイルは事前に衝突解決されブランチ状態でチェックアウトされます。

【"Rb"オプションなし】

※"Rb"オプションを付与することで、特別な衝突解決が必要な状態でスケジュールされます。
 
【"Rb"オプションあり】

■ "-Rd"オプション

反映先ファイルを削除する代わりに「解決結果の削除」をスケジュールするオプションです。
反映元のファイルが削除され、その情報が反映先にマージされる場合、削除ファイルは事前に衝突解決され削除マーキングの状態でチェックアウトされます。 

【"Rd"オプションなし】

 
※"Rd"オプションを付与することで、特別な衝突解決が必要な状態でスケジュールされます。
 
【"Rd"オプションあり】

■ "-Rs"オプション

マージ対象となる変更セットが不連続な場合に、ソースファイルごとに複数の衝突解決をスケジュールするよう強制します。
これにより、以前に"Cherry pick"された変更が再統合されるのを防ぎますが、"p4 resolve"コマンドの実行中に追加のマージステップが必要です。

【リビジョン11のみ事前に統合されている変更に対して、"-Rs"オプションを付与】

【参考】p4Vでの設定

1.メニューバーの[編集(E)]ー[プリファレンス(N)]を選択します

2.設定ページのリストから「反映フラグ」を選択します。
必要な項目にチェックを入れることで、設定できます

【ver2017.3】

【ver2019.1】