Swarmのワークフローを使用するメリット
デフォルト設定の場合、レビュープロセスに適用される制限がほとんどないということが、Swarmのレビュープロセスの基本的な特徴になります。チームメンバーはそれぞれ任意の方法で作業を行うことができますが、プロジェクトの規模が大きくなって複雑になると、生産性と品質を向上させるために、作業方法の柔軟さよりもワークフロールールの厳格さの方が重要になってきます。しかし、事前に決めたルールに各メンバーが従うことを期待するだけでは十分ではありません。
製品の品質を確保しながら短期間で納品するためには、ベストプラクティスに基づいて標準化されたワークフローを使用することが非常に重要になります。また、可能な部分はワークフローを自動化することも重要です。プロジェクトの規模が大きくなるほど、ワークフローを自動化するメッリトも大きくなります。ワークフローに対するニーズはそれぞれのチームで異なっているため、会社全体のポリシーとプロジェクト固有のニーズとのバランスをとることが重要です。Swarmのワークフロー機能は、こうしたバランスを適切にとることができるように設計されています。
今後リリースされるSwarmでは、追加のワークフロールールと拡張機能が導入される予定になっています。
Swarmのワークフロー機能を使用してルールを適用したり、異なるプロジェクトやブランチごとに専用のルールを定義したりすることにより、柔軟な方法でレビューワークフローを管理することができます。ワークフローは、複数のプロジェクトやブランチ間で共有して使用することができます。ワークフロールールを変更すると、そのワークフローに関連するすべてのプロジェクトとブランチでワークフローが更新されます。そのため、特定の箇所で行ったワークフローの変更を、そのワークフローに関連するプロジェクトやブランチに簡単に反映させることができます。特定のワークフロールールをグローバルに適用することにより、すべてのプロジェクトに対して会社の基本的なポリシーを適用することができます。
通常のプロジェクトで使用されるワークフローの例と、ワークフローを設定して使用するための詳しい手順については、「ワークフローに関する詳しい手順」を参照してください。