差分
チェンジリストまたはコードレビューを表示する場合は、関連するファイルは差分の短縮形であるdiff(名詞)2つのファイル、または2つのストリームバージョンを比較したときに一致しない行セット。 ファイル衝突とは、ベースファイルを基準として差分を作成する場合に、2つのファイルの差分、または2つのストリームバージョンの差分が異なっていることです。 (動詞)ファイル、ファイルリビジョン、またはストリームバージョンの内容を比較すること。 「衝突」も参照してください。として表され、行われた変更を示します。
ストリームのプライベート編集機能を使用してワークスペース内で編集されたストリーム仕様をSwarmで使用することができます。 チェンジリストやレビューにストリーム仕様が含まれている場合、[ファイル]タブの先頭にそのストリーム仕様が表示されます。このストリーム仕様には、「stream: //」というプレフィックスが付加されます。例えば、「stream://MyStreamDepotName/MyStreamSpecLocationName」などのように表示されます。 レビューとチェンジリストに含めることができるストリーム仕様はそれぞれ1つだけです。
ストリーム仕様が含まれているチェンジリストを、既にストリーム仕様が含まれているレビューに追加すると、チェンジリスト内のストリーム仕様によってレビュー内のストリーム仕様が置き換えられます。 チェンジリスト内のストリーム仕様とレビュー内のストリーム仕様が異なっている場合、Swarmでその差異を表示することはできません。この場合、「ファイルの内容は変更されていません」という内容のメッセージが表示されます。
[ファイル]タブのファイルリスト上部にあるレビューリビジョンセレクタを使用して、差分(名詞)2つのファイル、または2つのストリームバージョンを比較したときに一致しない行セット。 ファイル衝突とは、ベースファイルを基準として差分を作成する場合に、2つのファイルの差分、または2つのストリームバージョンの差分が異なっていることです。 (動詞)ファイル、ファイルリビジョン、またはストリームバージョンの内容を比較すること。 「衝突」も参照してください。を表示するレビューのリビジョンを指定します。
- 左側のドロップダウンセレクタ: レビューのベースバージョンがデフォルトで選択されます。ベースバージョンとは、レビューに対して変更される前にディポからチェックアウトされたファイルのバージョンのことです。 ディポ内の現行バージョン(最新リビジョンディポ内のファイルの最新リビジョン。 ファイルリビジョンには昇順で番号が割り振られるため、最新リビジョンはそのファイルで一番大きい番号の付いたリビジョンです。と呼ばれることがあります)を選択することができます。レビューのリビジョンが複数存在する場合は、特定のリビジョンを選択することができます。
- 右側のドロップダウンセレクタ: レビューの最新リビジョンがデフォルトで選択されます。 レビューのリビジョンが複数存在する場合は、特定のリビジョンを選択することができます。
レビューは、Swarmが管理する1つ以上のチェンジリストから構成されています。 レビューのバージョンを比較すると、Swarmによってそれらのバージョン間の差異が表示されます。そのレビュー作成者の個人的なチェンジリストが表示されるわけではありません。 詳細については、内部処理を参照してください。
ファイルの上にある最初の行のボタンで、以下のことができます(左から右)。
- [ファイル内のコメントを表示]ボタンをクリックすると、コメントをファイル内でインライン表示するのか、[コメント]タブ内でのみコメントを表示するのかを切り替えることができます。
- [すべての差分をインライン表示する]ボタンをクリックすると、すべての差分がインライン表示されます。
- [すべての差分を横に並べて表示する]ボタンをクリックすると、すべての差分が横に並べて表示されます。
- [[空白スペースを表示]を切り替え]ボタンをクリックすると、すべてのファイルで空白文字(空白スペース、タブ、改行など)の表示を切り替えることができます。
- [[空白スペースを無視]を切り替え]ボタンをクリックすると、すべてのファイルの差分で、空白文字に対する変更の強調表示を切り替えることができます。
- [空白スペースの変更を強調表示]オプションを使用すると、空白文字が重要な意味を持つファイルタイプにおいて、変更箇所を簡単に確認できるようになります。 これがデフォルト値です。
- [空白スペースの変更を無視]オプションを使用すると、空白文字に対する変更が重要な意味を持たないファイルタイプにおいて、重要な変更箇所を簡単に確認できるようになります。
- [すべてのファイルを折りたたむ]ボタンをクリックすると、すべてのファイルが折りたたみ表示されます。
- [すべてのファイルを展開する]ボタンをクリックすると、すべてのファイルが展開表示されます。 レビュー内に10個以上のファイルがある場合、このボタンはデフォルトで無効になります。 詳細については、「すべてのファイルを展開する場合のファイル数の制限」を参照してください。
[ファイル内のコメントを表示]ボタン、[すべての差分を横に並べて表示する]ボタン、[[空白スペースを表示]を切り替え]ボタン、[[空白スペースを無視]を切り替え]ボタンのデフォルトの状態は、ユーザ設定で指定することができます。詳しくは、「ユーザ設定」を参照してください。
各ファイルには、そのファイルの状態を表す次のアイコンが表示されます。
- 追加/分岐/インポート
- 編集/統合
- 削除
ファイルの表示は次のボタンで制御されます(左から右)。
ストリーム仕様で仕様できるのは[コンテキスト全体を表示]ボタンのみです。
- [ファイル内のコメント]アイコンは、ファイル内にコメントが含まれている場合にのみ表示されます。そのため、このアイコンが表示されている場合は、ファイル内にコメントが含まれています。
- [インライン表示]ボタンをクリックすると、追加された行、修正された行、削除された行が1つのペイン内で強調表示されます。
- [横に並べて表示]ボタンをクリックすると、追加された行、修正された行、削除された行が2つのペイン内で強調表示されます。古いバージョンのファイルは左側に表示され、新しいバージョンのファイルは右側に表示されます。
- [空白スペースを表示]ボタンをクリックすると、空白文字が見やすく表示されます。スペースは点で表示され、タブはバーを指す矢印として表示されます。また、行の最後に、下向き矢印が表示されます。
- [空白スペースを無視]ボタンをクリックすると、ファイル内の空白に対する変更の強調表示が切り替わり、書式以外の変更を簡単に確認することができます。 通常、空白が無視されることはありません。
- [[空白スペースを無視]を切り替え]ボタンをクリックすると、ファイルの差分内で、空白文字に対する変更の強調表示を切り替えることができます。
- [空白スペースの変更を強調表示]オプションを使用すると、空白文字が重要な意味を持つファイルタイプにおいて、変更箇所を簡単に確認できるようになります。 これがデフォルト値です。
- [空白スペースの変更を無視]オプションを使用すると、空白文字に対する変更が重要な意味を持たないファイルタイプにおいて、重要な変更箇所を簡単に確認できるようになります。
- [すべての差分を表示]ボタンをクリックすると、ファイルのすべての差分の表示と、最初の数件の差分の表示が切り替わります。このボタンは、編集後のファイルと反映後のファイルでのみ表示されます。 管理者は、デフォルトの最大表示件数を変更することができます(「差分の最大数」を参照)。デフォルト値は1500です。 表示件数がこのデフォルト値よりも少ない場合、このボタンは表示されません。
- [コンテキスト全体を表示]ボタンをクリックすると、変更されたファイルの部分表示と全体表示が切り替わります。このボタンは、編集後のファイルと反映後のファイルでのみ表示されます。
- [ファイルを開く]ボタンをクリックすると、ブラウザの新しいタブまたはウィンドウにファイル全体が表示されます(表示可能な場合)。このタブまたはウィンドウで、ファイルの履歴を表示したり、ボタンをクリックしてファイルをダウンロードしたりすることができます。このボタンは、編集後のファイルと反映後のファイルでのみ表示されます。
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[ファイルを既読にする]ボタンをクリックしてファイルを既読状態にすることにより、レビューが完了したファイルを視覚的に確認することができます。このボタンは、コードレビューの場合にのみ表示されます。 これは特に、コードレビューが多数のファイルで構成されている場合に役立ちます。
このボタンをクリックするとボタンの色が反転し、関連するファイルがミュート表示になるため、既読ファイルと未読ファイルを簡単に区別することができます。
ファイルが既読にされた場合、ボタンをもう一度押すとステータスがリセットされて未読になります。
差分を表示する
差分を表示すると、変更が強調表示されます。
- 赤は、削除された行を示しています。
- 青は、変更された行を示しています。
- 緑は、追加された行を示しています。
[コンテキストをさらに表示]ボタン
差分を表示すると、ファイル内の変更箇所を示す簡潔なビューが表示されます。このビューには、変更された行と、その行の前後にあるいくつかの行だけが表示されます。 変更内容のコンテキストを詳細に確認する必要がある場合は、以下に示す表示を拡大するボタンとすべてを表示するボタンを使用してビューを拡張し、変更された行の前後にある行をさらに表示することができます。
[上記のコードの行をさらに表示]ボタンと[以下のコードの行をさらに表示]ボタンをクリックしたときに追加で表示されるデフォルトの行数は10行です。 Swarmの管理者は、この設定を変更することができます。詳細については、「追加のコンテキスト行」を参照してください。
以下に示すボタンは、ストリーム仕様では使用できません。
- [ファイルの開始位置までのすべての行を表示]ボタン()をクリックすると、ファイルの開始位置までのすべての行が表示されます。このボタンは、ファイル内の最初の変更箇所でのみ表示されます。
- [以下のコードの行をさらに表示]()ボタンをクリックすると、変更箇所の上にある10行が表示されます。これらの行は、このボタンの下に位置するパネルに表示されます。
- [セクション全体を表示]ボタン()をクリックすると、このボタンの上にある変更箇所から、このボタンの下にある変更箇所までのすべての行が表示されます。これら2つの変更箇所と、その間に位置するすべての行が、1つのパネルに表示されます。
- [上記のコードの行をさらに表示]ボタン()をクリックすると、変更箇所の下にある10行が表示されます。これらの行は、このボタンの上に位置するパネルに表示されます。
- [ファイルの終了位置までのすべての行を表示]ボタン()をクリックすると、ファイルの終了位置までのすべての行が表示されます。このボタンは、ファイル内の最後の変更箇所でのみ表示されます。
コメント
コメントは、ファイルの本文内に表示することができます。コメントを追加した行のすぐ下にコメントが表示されます。 詳細については、「コメント」を参照してください。
ファイルにコメントが含まれている場合は、行番号を示す列に[コメントはこちら]アイコン()が表示されます。 このアイコンをクリックすると、コメントが表示されます。このアイコンをもう一度クリックすると、コメントが非表示になります。 これはコメント表示がオフになっているときに便利です。
インライン差分ビュー
差分をインライン表示すると、左から順に、旧バージョンの行番号、新バージョンの行番号、ファイルのコンテンツが表示されます。 このビューの方が変更箇所を簡単に探すことができるかもしれません。変更箇所を見つけた後は、横並びのビューに切り替えた方が変更の内容を確認しやすくなります。 Swarmによってスクロール位置が保持されるため、差分ビューを切り替えた場合も、ファイル内の位置がそのまま保持されます。
キーボードのnキーを押して、ファイル内の次の変更箇所へスクロールします。 pキーを押して、前の変更へスクロールします。
ファイルごとのツールバー
複数のファイルにわたる差分を表示する場合は、変更箇所がブラウザのウィンドウに収まりきらない場合があります。 Swarmでは、ユーザがスクロールしても、ファイルごとのツールバーが必ずビュー内に表示されるため、このツールバーの右側にあるボタンを使用してファイルを識別し、ファイルの表示を制御することができます。