Swarmのインストール環境を確認する
ここまでの手順でSwarmが完全にインストールされました。最後に、以下の手順を実行して、Swarmのインストール環境が正しく稼働するかどうかを確認します。
- 以下のチェンジリストを新しく作成します。
- 変更されたファイルが1つ以上含まれているチェンジリスト
- チェンジリストの説明に#reviewキーワードが含まれているチェンジリスト
- 作成したチェンジリストをP4Vで右クリックし、[ファイルを保留...]をクリックします。
- チェンジリストに対して新しいSwarmレビューが作成されたことを確認します。
- Swarmレビューが作成されている場合は、Swarmトリガが機能します。
- Swarmレビューが作成されていない場合は、以下の説明を参照してください。
[新しいSwarmレビューを要求...]を選択しないでください。これを選択するとAPIが使用されるため、Swarmトリガのテストが完全には実行されません。
これで、Swarmを使用するための準備が整いました。
Swarmを初めて使用する場合は、「クイックスタート」の章を参照してください。
レビューが作成されていない
インストール環境の確認時に、新しいSwarmレビューが作成されていないことがわかった場合、SwarmトリガがHelixサーバに正しくインストールされていない可能性があります。 SwarmトリガをHelixサーバにインストールする方法については。Swarm用のHelix Coreサーバの構成を参照してください。
レビューを更新できない
SwarmサーバがSSL用に設定されている場合、ごくまれにレビューを更新できないという問題が発生することがあります。
問題
PerlのHTTP::Tinyモジュールがインストールされている場合、swarm-trigger.plは、このモジュールを使用しようとします。 このモジュールの証明書に問題がある場合は、599エラーが発生します。
これが問題の原因であるかどうかを確認するには、Helixサーバのオペレーティングシステムログで、swarm-trigger.plによって記録されたエラーがないかどうかを調べます。
- Windowsの場合: Windowsイベントビューアを確認します。
- Linuxの場合:
- Ubuntu/Debian: /var/log/syslog を調べます。
- CentOS/RedHat: /var/log/messages
次のようなエラーメッセージが記録されていないかどうかを確認してください: Error: (599/Internal Exception) (probably invalid SSL certificate) .....
回避策
上記のようなエラーがログに記録されている場合は、HelixサーバでSwarmのトリガスクリプトファルを開き、HTTP::TinyではなくCurlを使用するように変更します。
Curlを使用するようにトリガスクリプトを変更するには:
swarm-trigger.plスクリプトには、HTTP::Tinyを使用することを指定するための2行のコード行が記述されています。これらの行を編集して、トリガスクリプトでCurlが使用されるように変更します。
- 両方のインスタンスで以下のコード行を探します。
- それぞれのコード行で、 $HAVE_TINYの先頭に「!」を追加します。
- トリガスクリプトファイルを保存します。
if ($HAVE_TINY) {
if (!$HAVE_TINY) {