P4VJSの使用を開始する
P4VJSを使用すると、以下の形式で使用可能なカスタムのHTMLページでP4VとP4Adminを拡張することができます。
- タブ:[表示]メニューから利用でき、右パネルにタブとして表示されます。コンテキスト駆動型データのないページに適しています。通常、タブ付きページは、独自のスコープとコンテキストを定義します。
- ウィンドウ:[ツール]メニューから利用でき、ポップアップウィンドウとして表示されます。コンテキストを実行するためにページが使用するパラメータとして選択項目をHTMLページに渡すオプションが含まれています。P4VJSにはウィンドウを閉じる機能が提供されており、[サブミット]または[キャンセル]ボタンで使用できます。
P4Vには、デモモードで使用可能なサンプルのHTMLツールセットが付属しています。
P4VJSでも、警告をP4Adminに追加することができます。P4Adminの例 - HTML警告を参照してください。
P4VJSでは、Chromiumベースのブラウザ技術であるQt WebEngineが使用されます。以下のような特徴があります。
- マルチプロセッシング用に調整されたレンダリングエンジン
- 容量の小さいメモリフットプリント
- HTML5と新しいバージョンのJavaScriptをサポートする大規模な開発コミュニティ
コンテキストメニュー
HTMLツールのコンテキストメニューを設定すると、ツールユーザーが[戻る]、[転送]、[リロード]、[停止]、[ページソースを表示]、[検査]などのオプションにアクセスできるようになります。
[検査]メニュー項目を選択すると、ChromiumベースのDevToolsが起動します。DevToolsには、HTMLツールでブレークポイントを設定するためのランタイムデバッガなど、コード開発用のさまざまな機能が用意されています。P4Adminの例 - HTML警告を参照してください。
カスタムHTMLタブとウィンドウのリスト
P4Vの各メニューには、カスタムのHTMLタブとHTMLウィンドウが以下の順に表示されます。
- 最初に、展開後のタブまたはウィンドウが表示されます。注意
P4Adminでは、接続ごとに展開されたタブやウィンドウは認識されません。ただし、タブとウィンドウを開発用のマシンからエクスポートしてユーザのマシンにインポートすることにより、タブとウィンドウを配布することができます。
- 次に、ローカルで定義されたタブまたはウィンドウが表示されます。
- 最後に、カスタムツール(ツールとコンテキストメニューのみ)が表示されます。