ストリームのプリファレンス

ストリームのブランチ操作や親ストリームの変更操作など、 P4V による操作の処理方法を構成することができます。

  • ストリームをブランチする際にファイル削除処理を含める (12.1以降のサーバ):P4V による子ストリームの作成時に、 親ストリームから削除されたファイルを子ストリームに含める場合は、 このオプションを選択します。このオプションの機能は、p4 populate -fコマンドと同じです。デフォルトの動作では、新しいストリームに対してブランチを作成する場合、 削除済みファイルをスキップします。
  • ストリームグラフにストリームをドラッグアンドドロップして 親を再設定することを許可しない:P4V ストリームグラフ内でのストリームの ドラッグアンドドロップを無効にします。このオプションを使用することにより、 ストリームグラフ内での作業中に誤ってストリームの親を変更することがなくなります。
  • インポート済みファイルをチェックアウト、 追加、削除するときに警告を表示しない:別の場所から現在のストリームにインポートしたファイルを 操作する際のデフォルトの動作を指定します。編集、追加、または削除のマークを ファイルに付ける場合は、[常にインポート済みファイルに各操作を実行する] を選択します。ファイルに対する操作を無視する場合は、 [インポート済みファイルに対する操作を無視する]を選択します。

以下のオプションを使用してストリーム操作を実行する際に、 P4V によるワークスペースの処理方法を 構成することができます。

  • [このストリームでの作業]のクリック時:必要に応じて、 選択したストリームに対して新しいワークスペースを作成するためのメッセージを P4V で表示するには、[別のワークスペースを使用]を選択します。 また、P4V で選択したストリームにおいて、 自動的に現在のワークスペースを使うようにするには、 [現在のワークスペースを再使用]を選択してください。 このオプションは、ほぼ同一のワークスペースビューを持つストリームを通常は使用していて、 ストリームを切り替えるたびに重複した内容が大量に再同期(取得)されないようにする場合に選択します。
  • ワークスペースアイコンの新しいストリームへのドラッグ時:必要に応じて、 選択したストリームに対して新しいワークスペースを作成するためのメッセージを P4V で表示するには、[別のワークスペースを使用]を選択します。 また、P4V で選択したストリームにおいて、 自動的に現在のワークスペースを使うようにするには、 [現在のワークスペースを再使用]を選択してください。 このオプションは、ほぼ同一のワークスペースビューを持つストリームを通常は使用していて、 ストリームを切り替えるたびに重複した内容が大量に再同期(取得)されないようにする場合に選択します。
  • ワークスペースを切り替えるときに情報ダイアログを表示する:ストリーム間の切り替え時に P4V がワークスペースの切り替えを通知しないで行うかを指定します。
  • ワークスペースの再利用時にファイルを更新:以下に示すいずれかのオプションを選択します。

    • [ワークスペースファイルの更新プロンプトを表示する]を選択すると、別のストリームでワークスペースを再利用する場合に、P4Vによって確認画面が表示されます。
    • [ストリーム内のすべてのファイルに一致するようにワークスペースを更新する]を選択すると、確認画面が表示されることなく、P4Vによってワークスペースファイルが上書きされます。
    • [ワークスペースファイルを更新しない]を選択すると、別のストリームに切り替えても、ワークスペースファイルは変更されなくなります。
  • 切り替え動作:
    • 標準の切り替え動作(「p4 switch」)を使用
      • ワークスペースを再利用する前に照合処理を実行する(バージョン19.1以降のサーバ):現在のワークスペースでストリームを切り替える際に、P4V[非接続の作業を照合]ダイアログを表示する場合は、このオプションを選択します。P4Vにより、照合用として選択したファイルがデフォルトのチェンジリストに追加されます。ストリームを切り替えると、このチェンジリストのバックアップが作成されます。このオプションは、バージョン2019.1以降のHelixサーバでのみ使用することができます。サイズの小さなワークスペースで作業する場合にのみ、このオプションを使用することをお勧めします。サイズの大きなワークスペースや、サイズの大きなバイナリファイルが含まれているワークスペースの場合、照合処理が完了するまで時間がかかることがあります。その場合は、特定のディレクトリを選択して手動で照合処理を実行してから、ストリームを切り替えることをお勧めします。詳細については、「非接続の作業を照合する」を参照してください。
    • 以前の切り替え動作を使用(チェックアウトされたファイルの保留や復元を行うことなく切り替えが可能) - 非推奨:チェックアウトされたファイルを保留または元に戻すためのp4 switch機能を使用しない場合は、このオプションを選択します。

以下のオプションを使用して、ストリームグラフの 表示プロパティを制御することができます。

  • 作業中のストリームからストリームへのマージおよびコピーのヒントを表示する:コピー対象または マージ対象の変更が含まれているストリームを表示することができます。このオプションを無効にした場合は、 個別のストリームを更新することにより、作業中のストリームから親ストリームへの マージとコピーに関するヒントを再表示することができます。加えて、 P4V がサーバに対して要求するデータ量が低減します。