Gitサーバからの一方向のミラーリング

Helix4Gitは、以下のいずれかのGitサーバにより管理されているGitリポジトリからコミットを複製(「ミラーリング」)できます。

1つ以上の外部GitリポジトリをHelix内にミラーリングする典型的なユースケースは、JenkinsなどのCIツールの単一インスタンスを有効化し、クラシックHelixとGitリポジトリの両方からコンテンツを同期する複合ジョブを構築することです。

ミラーリングは、GitサーバからHelixへの一方向です。

ヒント

graph-push-commitトリガはミラーリングに対応しています。「トリガを使用して動作のカスタマイズを行う」の「Helix Coreサーバ管理者ガイド」の章を参照してください。

HelixおよびGitサーバのシステム管理者は、GitサーバおよびGit ConnectorサーバのWebhookを構成してください。これにより以下のフローが有効化されます。

  1. GitユーザがGitサーバにブランチをプッシュする。
  2. Gitサーバにある外部リポがGitリポまたはタグのコミットを受け取り、これによりWebhookが実行される。
  3. Git ConnectorはWebhookのメッセージを受け取り、ミラーリングのソースであるGitサーバのリポジトリからコミットをフェッチする。
  4. HelixサーバGit Connectorから更新を受け取る。
  5. JenkinsなどのCIツールによりHelixワークスペースでポーリングし、複数のリポジトリにわたって変更を検出してビルドを実行する(オプション)。
注意

Git LFSを使用して保存したファイルをミラーリングする場合は、「Git LFS」を参照してください。