p4 switch (グラフ)

別のブランチに切り替えるか、ブランチを作成します。

構文規則

p4 switch [ -a | -n repo ] branch
p4 switch -c [ -a | -n repo ] branch
p4 switch -d [ -a | -f | -n repo ] branch
p4 switch -l

説明

switchコマンドを実行すると、クライアントが別のブランチに移動します。必要に応じて、指定したブランチを作成できます。

このコマンドの最初のフォームでは、クライアントの現在のブランチを切り替えることができます。

オプション

-l

ブランチを一覧表示します。

-a

複数のリポジトリが含まれているクライアントに適用されます。

指定したブランチが含まれているすべてのリポジトリが、指定したブランチに切り替わります。指定したブランチが含まれていないリポジトリは、現在のブランチに残ります。

-c

指定されたブランチを作成し、そのブランチに切り替えます。

-f

ブランチを強制的に削除します。このオプションが必要になるのは、 ブランチがマスターサーバにマージされなかった場合です。

-n

指定したリポジトリ。例えば、リポジトリを指定してブランチを作成するには、次のように実行します。

>p4 switch -c -n //gd1/repo2 dev
>Branch refs/heads/dev created in repo //gd1/repo2.

-c -a

 

指定されたブランチを作成し、すべてのリポジトリをそのブランチに切り替えます。

例:

p4 switch -c -a branch2

-d

指定されたブランチを削除します。

-d -a

指定されたブランチを、すべてのリポジトリから削除します。

例:

p4 switch -d -a branch2

-d -n

指定されたブランチを、指定されたリポジトリから削除します。

例:

p4 switch -d -n //graphDepot/repo2 branch2

ヒント

現在作業対象となっているブランチは削除しないようにすることをお勧めします。現在のブランチのHEADが、タグまたはブランチから分離されるためです。つまり、コミットが無名となり、git gc (ガベージコレクション)によって削除されるようになります。