p4 submit (グラフ)

作業状態のファイルをレポジトリにコミットします。

構文規則

p4 submit [-i -c changelistNumber -d desc --allow-empty]

説明

作業中のchangelistNumberとそのファイルをリポジトリにコミットすると、新しいコミットが構築され、新しいコミットを参照するように現在のブランチが更新されます。デフォルトでは、このコマンドはdefaultチェンジリスト内のすべてのファイルをサブミットしようとします。サブミット時に、変更の説明を入力するためのダイアログが表示されます。その際、必要に応じて、チェックインするファイルのリストからファイルを削除することができます。サブミットの前にファイルをチェンジリストに追加するには、p4 addやp4 editなど、クライアントワークスペースのファイルを作業状態にするコマンドを使用します。

オプション

--allow-empty	ファイルを変更せずにサブミットを実行できます。
-c changelistNumber	デフォルトのチェンジリストではなく、指定した作業中チェンジリストをサブミットします。追加のチェンジリストはp4 changeコマンドを使用して手動で作成できます。また、デフォルトのチェンジリストのサブミットが失敗した場合は、追加のチェンジリストが自動的に作成されます。サブミット処理の実行中、作業中チェンジリストは削除されます。サブミット処理が完了すると、新しいコミットがSHA-1というIDで作成されます。
-d description	コマンドラインからdescriptionを指定して デフォルトチェンジリストをただちにサブミットし、 対話式のフォームを表示させません。このオプションはスクリプト実行時に有用ですが、 デフォルトチェンジリストの修正を行うことはできません。
-i	チェンジリスト仕様を標準入力から読み込みます。ユーザのエディタは起動しません。

例

p4 submit -d 'upgrade readme'

>Change 6797 renamed 296fcac8ce99769c3d1bb28a3321c491ec9c81fc and submitted on //gd1/repo1.