p4 resubmit
サブミット解除された一部またはすべての変更を衝突解決して再サブミットします。
分散バージョン管理のみで使用。
- このコマンドをコミットサーバに直接発行することができます。
- このコマンドをエッジサーバに直接発行することはできません。
- 詳しくは、分散バージョニング環境におけるHelix Coreサーバの利用 (DVCS)を参照してください。
構文規則
p4 [g-opts] resubmit -l
p4 [g-opts] [-R] resubmit -m
p4 [g-opts] [-R] resubmit -e
p4 [g-opts] [-R] resubmit -i [[-r remote] filespec ...]
説明
p4 resubmit
コマンドは、サブミット解除された変更を再サブミットします。
このコマンドを使用して、以下の状態のチェンジリストのセットを変更します。
- ローカルでサブミット済み
- 他のサーバにプッシュしていない
- サブミットしていない
このコマンドには、以下に示す3つのモードがあります。
自動モード |
-m |
ワークスペースが#headに同期され、衝突している各変更が処理されます。詳細については、これ以降の「オプション」セクションに記載されている-mオプションの説明を参照してください。 |
部分的な対話モード |
-e
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衝突している最も古い変更が準備され、その後処理が終了します。この変更が含まれているファイルが、ワークスペース内でオープンされます。
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完全対話モード | -i |
このモードでファイルパスを指定すると、そのパス内のファイルに対する各変更内容のサブミットが解除されます。 -rオプションを使用して、リモート仕様を指定することもできます。 リモート仕様内のマッピングにより、サブミット解除操作の影響を受けるファイルが制限されます。
その後resubmit -iコマンドを実行すると、衝突している各変更内容が処理されます。 |
オプション
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一部対話式モードで |
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完全な対話式再サブミットツールとして 各変更を再サブミットすると、その変更に関する概要情報が表示され、 実行する処理を選択するためのプロンプトが表示されます。
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サブミット解除されたすべての変更を一覧表示しますが、実際の処理は実行されません。 再サブミットが必要な作業をプレビューしたい場合に役立ちます。 |
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一覧表示されたいずれかの変更で、いずれかのファイルにマージの衝突が存在することが
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$ p4 resubmit -r rmt @>=17
この例では、リモート仕様で指定されたファイルのみが影響を受け、 ディポ内のすべてのファイルには影響しません。 |
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衝突が解決された後に再サブミット処理を再開します。 このフラグを使用すると、再サブミットでは完全に衝突解決された変更のサブミットが 行われてから、サブミット解除された変更の処理が行われます。 |
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filespecに |
使用上の注意点
ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか? | ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか? | 最低限必要なアクセスレベル |
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適用外 |
適用外 |
write権限、 |
例
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サブミット解除した変更をマージして再サブミットします。 |
関連コマンド
サブミット済チェンジリストをサブミット解除する |