p4 logappend

任意のユーザログファイルに1行追加します。

構文規則 

p4 [g-opts] logappend -a args...

説明

p4 logappendコマンドは、ユーザログイベントを含む構造化ログファイルに1行追加します。 1つ以上の引数を必要とし、1行につき引数を25個まで指定できます。

使用例:

  • Helixサーバに関連付けられたログで、カスタムツール、サードパーティツール、スクリプトレポートステータス、またはエラー条件を有効にします。次の例を参照してください。

  • 後日の調査のためのプレースホルダー、観測、または質問を挿入します。例えば、「現在サーバの速度が遅くなっています。大きなチェックインを処理中ですか？」

オプション

-a args...

1つ以上の引数を必要とし、引数を25個までuserログに追加できます。 次の例を参照してください。

g-opts

「グローバルオプション」を参照してください。

使用上の注意点

ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか？ ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか？ 最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外
  • list

  • このコマンドは、オペレータに対して実行することができます(「p4 user」の「ユーザのタイプ」を参照)。
  • ユーザのログイベントが記録されるログファイルは、user.csvとall.csvの2つです。

例

mytoolというツールを使用してHelix Coreサーバと連携し、主にHelixサーバのログにエラーを記録するとします。

$ p4 -zprog=mytool logappend -a error "too many links" 123

ログを検索する場合は、p4 logparseコマンドを使用します。

$ p4 logparse -F 'f_prog=mytool f_args=links' user.csv 

>... f_eventtype 10
... f_timestamp 1511883486
... f_timestamp2 174298000
... f_date 2017/11/28 07:38:06 174298000
... f_pid 68580
... f_cmdno 1
... f_user bruno
... f_client bruno_ws
... f_func user-logappend
... f_host 127.0.0.1
... f_prog mytool
... f_version 2017.1.PREP-TEST_ONLY/DARWIN90X86_64/1505513
... f_args -a:error:too many links:123
... f_arg_1 error
... f_arg_2 too many links
... f_arg_3 123
... f_lognum 0
... f_logfile user.csv
... f_offset 1339