p4 istat

このコマンドは、ストリームファイルやストリーム仕様で反映が必要がどうかを確認する場合に使用します。

構文規則

p4 [g-opts] istat [[-As | -Af] [-a | -r ] [-c | -C] -s] stream

説明

親ストリームの観点から必要とされる反映があるかどうかをチェックします。 (主に、ステータスを人間が読み取り可能な形式にレンダリングするための、 Helixサーバアプリケーションによるステータスのチェックに用いられます) 保留中の反映が表示されるのは、その反映がストリームのタイプとfromParentオプション(またはtoParentオプション)で保証されている場合だけです。詳しくは、p4 streamコマンドのOptions:フィールドの説明を参照してください。

デフォルト設定の場合、p4 istatコマンドを実行すると、子ストリームから親ストリームへの反映状態が表示されます。親ストリームから子ストリームへの反映状態を表示する場合は、-rオプションを指定します。

マルチサーバ環境の場合、このコマンドはエッジサーバに対して直接実行されます。 このコマンドがコミットサーバに転送されることはありません。

ファイルの反映状態だけを表示する場合は-Afオプションを指定し、ストリームの反映状態だけを表示する場合は-Asオプションを指定します。ただし、新しい変更がサブミットされたり、ストリームのブランチビューが変更されたりしたことが原因で、親ストリームに関するキャッシュ済み反映状態が古くなっている場合は、-Afオプションまたは-Asオプションを指定するとキャッシュが更新され、ファイルとストリームの両方について反映状態が表示されます。

オプション

-a

親ストリームを反映元または反映先とするすべての反映をチェックします。

-c

反映履歴をチェックする前に、キャッシュ情報をクリアします。 診断に使用するためのオプションです。

-C

これは-cオプションと似ていますが、最上位のマージ済みチェンジリストのストリームレコードもクリアされる点が異なります。

-r

親ストリームから必要とされる反映をチェックします。

-s

ストリームのステータスを表示し、データベースクエリを実行せずに キャッシュデータを生成します。

-Af ストリームファイルの反映状態だけが表示されます。
-As ストリーム仕様の反映状態だけが表示されます。

g-opts

グローバルオプション」を参照してください。

使用上の注意点

ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか? ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか? 最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外

open

  • -cオプションは、 P4V (Helix Visual Client)に関連した診断およびキャッシュの 一貫性チェックに使用されます。

関連コマンド

現在のワークスペースの変更/同期ステータスを表示する。

p4 cstat