p4 ignores

P4IGNOREファイル内のルールから計算された無視マッピングが表示されます。

構文規則

p4 [g-opts] ignores [-v] [path ...]
p4 [g-opts] ignores -i [-v] path ...

説明

追加および調整操作中にファイルを無視する理由を通知するのは 必ずしも容易ではありません。これを実行するには、 p4 ignoresを使用して任意の指定済みパスに適用される Perforceの構文でマッピングを確認します。

パスを指定していない場合は、現在作業中のディレクトリのマッピングが表示されます。

-vオプションを使用して、マッピングを生成したルールやルールが 定義されたファイルの行番号など、各マッピングセットのソースに関する 追加の情報を出力します。

-iオプションを使用して、ファイルパスが無視されるかどうかをチェックし、 無視される場合はそのパスが返されます。-vオプションを使用すると、 ファイルパスが無視されるかどうか、いずれかの無視ルールに 一致するかどうかを説明する冗長メッセージが返されます。

オプション

-i

指定したファイルパスが無視されるかを確認するためのテスト。

-v

有効であるP4IGNOREルールに関する追加の情報が報告されます。

マッピングのリスト作成時に、マッピングが生成された元のルールを含めます。

ファイルパスのテスト時に、出力に影響するルールを含めます。

path

テスト対象のパス。ローカルシンタックスを使用してパスを指定します。

g-opts

グローバルオプション」を参照してください。

使用上の注意点

ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか? ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか? 最低限必要なアクセスレベル

いいえ

いいえ

none

次の表で、左側の列にあるコマンドはc:\workspaceディレクトリで 実行されたことに注意してください。

p4 ignores

P4IGNOREルールから生成されたマッピングのリストを表示します。

.../.p4root/...
.../.p4root
.../.p4config/...
.../.p4config
c:/workspace/.../builds/...
c:/workspace/builds/...
c:/workspace/.../builds
c:/workspace/builds

p4 ignores -v

P4IGNOREルールから生成されたマッピングのリストを表示します。 これには、マッピングが生成された元のルールが含まれています。

#FILE - defaults
#LINE 2:**/.p4root
.../.p4root/...
.../.p4root
#LINE 1:**/.p4config
.../.p4config/...
.../.p4config
#FILE c:\workspace\.p4ignore
#LINE 1:builds
c:/workspace/.../builds/...
c:/workspace/builds/...
c:/workspace/.../builds
c:/workspace/builds

p4 ignores -i file1 builds/file2

file1およびfile2が無視されるかどうかを確認するためのテスト。 ファイルが無視されると、そのファイルが返されます。 無視されない場合は、何も出力されません。

c:\workspace\builds\file2 ignored

p4 ignores -i -v file1 builds/file2

file1およびfile2が無視されるかどうかを確認するためのテスト。 ファイルが無視されると、一致したP4IGNOREルールに関する情報とともに そのファイルが返されます。 無視されなかった場合、ファイルが無視されなかったことを伝える メッセージとともにファイルが返され、P4IGNOREの排他的ルールに一致すると、 そのルールに関する情報も返されます。

c:\workspace\file1 not ignored
c:\workspace\builds\file2 ignored by
  c:\workspace\.p4ignore:1:builds