p4 have (グラフ)

現在のワークスペースに最後に同期されたコミットを一覧表示する

構文規則

p4 [g-opts] have [--graph-only] [file...]

説明

クライアントワークスペースの現在のブランチと、現在同期されているコミットを表示します。

オプション

file ...

現在同期されているファイルのリビジョン番号をリスト表示します。名前が省略されている場合、クライアントワークスペースに同期されているすべてのファイルがリスト表示されます。

--graph-only

ハイブリッドワークスペース閉じた 従来のPerforceファイルリビジョンモデルのディポに保管されたファイルと、Gitに関連付けられたグラフモデルのリポジトリに保管されたファイルにマップされるワークスペース。の場合、レポートがグラフディポだけに制限されます。

g-opts

グローバルオプション」を参照してください。

p4 sync
p4 have

(graphタイプのディポ)

レポジトリに対してp4 syncを実行した後、p4 haveコマンドを実行した場合、そのレポジトリの出力には次のような2行が表示されます。

                            //graphDepot1/repo1 workspace1 b78d7fb2e8c50e
                             refs/heads/master
                        

これにはレポジトリ名、ワークスペース名、コミットSHAの値、ブランチ名が含まれています。

注意

これらの2行に加えて、「File specific revisions:」が表示される場合もあります。
以下に例を示します。

                                //graphDepot1/repo1 workspace1 refs/heads/master b78d7fb2e8c50e workspace1
File specific revisions:
workspace1  readme.txt  3a16b5c563e01a
workspace1  index.html  3a16b5c563e01a
workspace1  eiffel-tower.png  f2d7b9b83a49d

File specific revisions」の後に表示されるファイルは、マスターブランチのコミットには含まれていません。マスターブランチに含まれていないこれらのファイルについては、ワークスペース、ファイル名、コミットSHAが表示されます。この例では、readme.txtファイルとindex.htmlファイルは同じコミットSHAが割り振られており、eifel-tower.pngファイルは異なるコミットSHAが割り振られています。

これらの3つのファイルがマスターブランチに含まれていない原因としては、次が考えられます。

  • ディスクまたはネットワークの問題によりファイルを同期できない

  • ワークスペースがnoclobberとして構成されているとき、read-onlyからwriteに変更されたファイルでリビジョンが作成された(p4 clientの「使用上の注意点」の「noclobber」を参照)

関連コマンド

ディポからクライアントワークスペースへファイルリビジョンをコピーする

p4 sync

(クラシック)クライアントワークスペースに同期しているファイルおよびリビジョンを一覧表示します。 p4 have