p4 diskspace

サーバのディスク容量に関する情報を表示します。

p4 dfコマンドは、p4 diskspaceコマンドのエイリアスです。

構文規則

p4 [g-opts] diskspace [P4ROOT | P4JOURNAL | P4LOG | TEMP | journalPrefix | depot] 

説明

サーバの現在のディスク空き容量に関する概要情報を表示します。

p4 diskspaceの出力形式は次のとおりです。

>name  (type type ) : xxx  GB free, yyy  GB used, zzz  GB total (ff  % full)

nameには、 P4ROOTP4JOURNALP4LOGTEMP、 デフォルト設定以外のHelixサーバジャーナルファイルの場所、 またはHelixサーバディポの名前のいずれかを指定できます。 ファイルシステムのtypeは、オペレーティングシステムによって報告されるタイプです。

引数が指定されていない場合、すべてのオブジェクトについてディスク空き容量の 情報が表示されます。

デフォルトでは、Helixサーバは、P4ROOTP4JOURNALP4LOG、 またはTEMPを保持するファイルシステムの空き容量が 10MBを下回るとコマンドを拒否します。この動作を変更するには、 filesys.P4ROOT.min(および関連するその他の)構成可能変数に希望の限度を設定してください。

Helixサーバを動作させるユーザアカウントに ディスククオータが適用される場合、 当該ファイルシステムに実際に残っている物理的な空き容量にかかわらず、 filesys.*.min構成可能変数にはそれらのクオータが反映されます。

注意

リリース16.1よりも前のサーバでは、Unixファイルシステム用の[サイズ]列に表示される 使用済みスペースの数値に、予約済みスペースの数値も含まれていました。 現在は、予約済みスペースの数値を除外して表示するように変更されています。

オプション

depot

指定されたディポが存在するファイルシステムで使用可能な ディスク空き容量を報告します。

journalPrefix

標準以外のジャーナルの格納場所が存在するファイルシステムで 使用可能なディスク空き容量を報告します。

P4JOURNAL

P4JOURNALが存在するファイルシステムで使用可能なディスク空き容量を報告します。

P4LOG

P4LOG(サーバログ)が存在するファイルシステムで使用可能なディスク空き容量を報告します。

P4ROOT

P4ROOTが存在するファイルシステムで使用可能なディスク空き容量を報告します。

TEMP

一時ファイルが存在するファイルシステムで使用可能なディスク空き容量を報告します。 定義されていない場合は、WindowsではP4ROOT、 UNIXでは/tmpを使用します。

g-opts

グローバルオプション」を参照してください。

使用上の注意点

ファイル引数でリビジョン指定子を使用できるか? ファイル引数でリビジョン範囲を使用できるか? 最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外

  • super
  • このコマンドは、オペレータに対して実行することができます(「p4 user」の「ユーザのタイプ」を参照)。

関連コマンド

ディスクの空き容量が少ない場合のPerforceの動作を設定する

p4 configure